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四季折々の行事

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藩主の末裔が営む御屋敷である御花では、今も脈々と受け継がれる季節の風物詩がございます。その日常を紹介するマガジンです。
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記事一覧

江戸時代に大ブームを起こした!「太郎稲荷」が主役になる日。「初午祭」 

戌の日や丑の日・・・12日に一度巡ってくる十二支の動物の名前がつく日たち。戌の日は安産にあ…

三柱神社
2か月前
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かっぱがいる街のお供物は「たこ人形」

筑後の掘割がある地域に残る習わし、たこ人形。 昔は多くの子供が掘割で水遊びをしていたので…

伯爵家農場に受け継がれる「早生みかん」の物語

今年も、御花に嬉しいお届け物が届きました。 それは伯爵家農園(橘香園)にて、立花家17代、18…

年に1度、お堀の水が無くなる「水落ち」のお話

本日は柳川の裏側のお話。江戸時代から続くお堀の大切な行事である「水落ち」についてお届けし…

藩主の末裔が営む屋敷のお正月【楽しみ方編】

藩主の末裔、つまり旧大名家である立花家が営む屋敷である御花。ここには今も「生きる歴史」が…

旧柳川藩主・立花家のお盆のお話

みなさまこんにちは。 柳川藩主立花邸 御花です。 障子を開けると爽やかな風が駆けてゆき、風…

藩主の末裔が営む屋敷のお正月【準備編】

柳川は青空が広がり、冬の柔らかな日差しが差し込む天気の良いお正月を迎えることができました。 御花では12月初めごろからコツコツとお正月の準備が始まります。 お正月は「年神様(としがみさま)」と言われる豊作や健康をもたらす神様をお迎えする大切な節目。そのため行事や様々な習わしが生まれました。 旧大名家である立花家が営む御花では、どのような準備を行うのか紹介したいと思います! しめ縄づくり しめ縄は、神様が降りた神聖な場所を示すもの。不浄な者や悪霊は入れないとされていて、