見出し画像

2022年は音楽する。

もう2月も半ばになって今更

今年の抱負とか言っちゃってますが、

正月あけてから殆どnoteを書かない日々に何してたかというと、

note書いてた時間を使って電子ピアノ弾いてました。

電子ピアノの位置を冬休みの間に移動したのです。

モノの位置というのは、人間の行動に大きく影響を与えるもので、

「夜中に家族が寝た後に弾いても差し支えない位置」に移動したら、

狂ったように弾くようになりました。

というのも、

もういい加減、

リアルからもメディアからも世界を飛び交う人間の言葉の響きに一々気持ちが左右される自分に

厭気がさして、

下手なりにでも正しい位置で鍵盤を叩けば

ちゃんと綺麗な和音が聴こえるという

シンプルな音の世界にいると

心が落ち着くことに気が付いたのです。


電子ピアノなので

アコースティックピアノと当然音は違うし

停電したり回路がぶっ壊れれば使えないのですが、

それ以外の点は比較的移動が容易である(私と12才で移動しました)ことを筆頭に

全く便利な代物で、

感動のあまり

「ファンタスティーック!」と叫びながら弾いて

いますというのは冗談ですが、遠からずです。


先年ショパンコンクールで2位を獲得したピアニストの反田恭平さんも

普通の会社員のご家庭出身で

長年家庭では電子ピアノオンリーで練習していたとのこと。

家を防音にしなくても、

時間を気にせず練習できる電子ピアノのおかげで

元々の天才がその才能を伸ばす努力の方向性をストレートに出すことが出来たといっても

過言ではないでしょう。


反田さんの話を持ち出すのも恐縮なくらい

全然練習しなかったし、

ピアノ好きか?と聞かれてると

「よくわからんけど下手だった!」と答えてきた私ですが、

誰に言われたわけでもないのに勝手に弾き始めて止まらないというのは

はっきり言って

「好き」です。

ひたすら弾いてるといっても、

下手すりゃ幼稚園児が発表会で弾いててもおかしくない感じの

かつて子どもの頃に弾いてた曲を

ひたすらブランクを埋めている感じです。

でも本当は、それをずっと極めて弾いてれば良かったんだな、

と気づきました。

だって、それが弾けたら、小さな私の子どもは楽しげに踊ったりできるんだから。


というわけで

私はこれからピアノ初級者として生きていきます。

持ち曲を人前でも集中を切らすことなく楽しく弾くのを目標にして、

練習していきたいと思います。

noteを書かないかわりに、

バッハのメヌエットニ短調を仕上げました。

20年ぶりの新曲です。

有名なメヌエットのト長調と続けて弾くと楽しい曲です。

これも念願の一つでしたので、おかげさまで2022年初頭に叶いました。

noteを書いてないときは

ピアノ弾いてるんやな、と思っておいてください。

今年はこの動画にあがっている曲集を弾いていきます。

小品集まるごと弾いてくださってる、

とても親切な動画で感動しました。

私はただいま1、2曲目です。

電子ピアノだけじゃなく、スマホに音源があるって、

楽器歴のわりに楽譜が壊滅的に読めない私には天の助けとしか思えません。

マーチの曲が何曲かあって、トランペット風にと解説があり、

「絶対弾きたい!」と夢見ています。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?