幸福の日の話。

去る5月29日は幸福の日、らしかった。いつも車中で流しているラジオで聞いた話。「小さな幸せに気づける人が一番幸せ」というパーソナリティにウンウン、と頷きながら出勤した。


今日は幸福の日なんだよと朝礼で発表するのはやめて、席が近くの人にだけは教えてあげた。改めて意識しながら過ごしてみると、確かに小さな幸せはそこここにあった。気温は上がれども湿度は低かったし、用のあるお客様のところにちょうど営業さんが訪問予定だったり。最後の最後で日計が合わないという大惨事に見舞われたものの、犯人探しはせずにみんなで協力して解決へ向かえたことは良かったと思う。


要は、心の持ちようだということを実感した一日だった。明日からまた一週間が始まる。休みが続いた5月と違い、祝日が全くない一ヶ月。何となく気が乗らないこともあるだろうけれど、幸福の日のことを心の隅に留めて過ごしていきたいと思う。

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