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無色になりました

2021年9月30日に10年以上勤めた社会福祉法人を退職し、無職になりました。無色は誤変換だけど、なんか妙に納得して、気に入ってしまいました。


何をしている法人かも知らずに、たまたま入社した法人でしたが、やりがいがあって、すごく楽しくて、天職だと思ってこの10数年働いてきました。一生の間にひたすら仕事に打ち込んでいる時期があってもいいんじゃない?と思って、1日のほとんどの時間も、休みの日もほぼ仕事していました。

最初は利用者さんにいいサービスを提供する為に一生懸命。管理職になってからもしばらくは利用者さん中心でしたが、徐々に職員が幸せでないと利用者さんを幸せにできないと思って、職員が働きやすくなるように一生懸命やってきました。福祉も管理職も初めてで、失敗だらけの試行錯誤状態でしたが、楽しかったです。

退職理由はいろいろあるけど、一番は「ここでの私の役割は終わった」と思ったこと。

3年ほど前に制度改正のあおりで、法人の経営がとっても大変だった時にいろいろあって、本気で法人を辞めようと思いました。その後、解決はしたのですが、本気で決めたら、そっちに動いていくんですね。環境がどんどん変化して、私の役割は終わったのです。それから少しずつ自分が引いたら若い人達がどんどん育って、この3年でいい感じになりました。もちろん、私の力ではありません。


さぁ、これから何をしよう?

そう、無色なんです。

次を決めてから辞めたかったのですが、結構ギリギリまで、ずっと仕事していました(笑)

手放したら入ってくるかと思ったのですが、今のところまだ無色。

でも、本気で決めたらそうなることを知ったので、これから残りの人生をどう生きたいか、純粋に自分がやりたいこと、楽しいと思えることを見つけて、本気で決めたいと思います。

これから何色にもなれる無色です。

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