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知識を自分で手に入れよう!

SNSをさら~っと見ていて、ある投稿に目を奪われた。

父親が無知だと貧乏になり母親が無知だと病気になる

いやぁ~~~!おっしゃる通り!
ま!さ!に! 私がそうですからね~~!
そうスマホに大声で話しかけていた。

私は
自分の欲を最優先し他力本願な父親で経済的苦労が絶えなかったし
母親の配慮の無さが原因のトラブルで一生身体に残る傷を負っている。

小学生の頃、社会で法と秩序の授業があり六法全書の存在を知った。
私は興味があり理解は難しいかもしれないけど一度見てみたいと思った。
家に帰り両親に「授業で習った六法全書が見てみたい」と相談したら

母親:また!お前は訳の分からんバカなこと言って!
(以後・・・私がどれだけ愚かな子か熱弁し台所へ消えて行った)
父親:お前が見てどうするつもりだ?実家の本棚にあるかもしれんが。
(以後・・・他県にある父実家の盛りに盛った自慢話を延々と聞かされる)

六法全書は、見たいっていう子は愚かで
見るべきではない、ややこしいモノなんだ・・・
そう思い、以後六法全書の話をしないようにした。

後日、学校で仲良かったお友達が言った。
「お父さんに市内の大きな図書館に連れて行ってもらって六法全書を見たよ!」
私は・・・ここで静かに悟った。

うちの親には知恵や知識を子供に与えられる余力がない

そこからは私は学校の勉強そっちのけで興味が湧いたり知りたいと思ったことを自分で調べることに熱中した。
当時はWEBなど無いから本を読んで情報を拾うことが主流であった。

もちろん家で本など買ってもらえるはずもなく
学校の図書館で興味のある分野の実用書を読みまくり借りまくり!
司書の先生に褒められ本をたくさん借りている子供に与えられる
「読書賞」を頂き表彰され複雑な心中ではあるが素直に歓喜した。

こうして、学校の成績は低空飛行であったが世の中の豆知識と暮らしの知恵を無駄に持っている子供へと成長する。

親からの精神的な自立を目指し高校生の頃からアルバイトに精を出した。
そこで身につけていなかった社会の礼儀作法は勤務先の大人が教えてくれ
時々、私が持っている豆知識などを披露すると感心されて「教えてくれてありがとう!」と感謝されることもあった。

知識を身につけて褒められたり感謝されると揺るぎなき自信へと繋がる。
リサーチ力 分析力 マネージメント力
今、職業人として役に立っているこの力は、子供の頃の貪欲さが基盤になっているのではないかと、ふと考えたりする。

知識を自らの手で身につけに行く行動はその過程すらも役に立つ

そして・・・
察しの早い方はお分かりの通り、要領や段取り良く生きていると
行動も起こさず努力もしない人間たちが、いつのまにか
ゾンビのように周辺に沸いてぶら下がってこようとしてくるのだが・・・

それは別のお話!




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