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サティのピアノ曲 中級者が弾くなら何がおすすめ?

クラシック音楽界で異端児と知られた作曲家のサティは、親しみやすいピアノ曲もたくさん残しています。それはサティがフランスの酒場でピアニストとして働き、シャンソンも作曲していたことと深く関係しています。
今回は、中級者の方に弾いてほしいピアノ曲を4曲紹介します。

ワルツ=バレエ ★★

タイトル通り、女の子がクルクルと踊る姿が目に浮かびそうな、可愛らしい曲です。メロディの繰り返しも多くてシンプルな曲なので、弾いていて楽しいです。


ピカデリー ★★

こちらも明るく軽快な1曲です。バレエの発表会でお子さんが踊る曲として使用されることもあります。
親しみやすい曲なので楽しく弾けるはずです。


ジュ・トゥ・ヴ ★★★

この有名なメロディ、どこかで聴いたことがあるはずです。
フランス語の「ジュ・トゥ・ヴ」とは、英語にするとI love youです。あなたが大好き、あなたが欲しい、などと日本語訳されています。真面目に演奏するよりも、シャンソンを歌うような気分がよいと思います。幸せな気分になれそうな可愛らしい1曲です。


金の粉 ★★★★

こちらもサティらしいおしゃれな一曲です。3拍子のワルツですが、お上品な踊りではなく、大衆が陽気に踊るための曲です。人々が笑顔でにぎやかに踊り楽しむ様子をイメージしながら弾ける楽しいと思います。サティはカフェや酒場で働いていたので、シンプルで大衆好みの曲をたくさん残しています。


ピアノ中級者におすすめしたいサティのピアノ曲を4曲紹介しました。
風変わりな曲や皮肉っぽい曲なども残したサティですが、今回紹介したのは、どれも明るく愛らしい曲です。どれも短い曲なので、興味がある人がいたら気軽な気持ちでチャレンジしてみてください。

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