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「長生きする鳥の育てかた」第五章を読んで

※こちらのミスで第五章のnoteを削除してしまったので、アゲなおしました。

第五章「愛情とコミュニケーションが守る未来」
…これだけでなんだか胸んとこツンと来た。笑
「人との暮らしの中で」で涙腺崩壊。
我が子たちの雛の頃の思い出がどんどん蘇った。
幸福な鳥生を送るために…人も鳥も納得のいく終末。
たとえば、最愛の長女が13歳まで生きて寿命で…と想定。
きっと心では仕方のないことと思うんだろうな。
きっと老衰でお空に還ったとしても、あの時ああしていれば・この時こうしていればと後悔しそう。
自分の親は、私が子供の頃からパパとママ。
私が中年層になった今もパパとママ。
パパとママも生まれついてのパパとママかのように、私にとっては絶対的な存在。
愛鳥は私が守らないとならない、さらなる絶対的な存在。
私がおばあちゃんになっても変わらない姿でいつもと同じように過ごしていて欲しい。
夢のまた夢なのは百も承知だけど。

「仲間がいないストレス」。
今回、仲間がいたほうが…と細川先生の言わんとすることがよく伝わってきます。
QOLの向上で人も鳥も意識が上がります。
ひとりぽっちで生きていくより、家族や友達がいて、感情に呑まれて生きていく人間も同じなんだよなぁ…。
仲間がいないストレスは命を削る。
幸福感と生活の質を大事にする人間だから、鳥も同じような環境で過ごさせてあげたいなと思う反面、セキセイは4羽。
ウロコ、コザクラは1羽ずつ。
うちのウロコとコザは寂しい思いを感じていたりするのかなぁ。
先生の言う通り、同種がいないなら人間がいるからいいか…と妥協しているのかもしれない。
認めたくないけど。笑
鳥はこれ以上増やせないとなると、それ以外の方法でQOLを向上させるために何をどうしたら良いのかを改めて自分に向き合うべき時なのかもしれない。
特に長女はセキセイ折り返し地点の5歳。
初老と思って接している。
よく遊ぶし飛ぶし毎日お互いが幸せな時を過ごしているつもり。
でも趾も固着していたり、飛ぶ頻度も少し減った。
若い子にしつこく追われてたくさん飛んだあとは開口呼吸をして、翼を広げているのを見ると、歳を取ったなと感じて不安になる。
そんな時は、決まって別部屋に救出して(誘い出して)2人(1人と1羽)でいろんなお話をする。
わたしの口もとに頭を預けてくれて、お互いが必要としてるその瞬間が私はすごく好き。

「消えた愛情」の「2つに大別」を読んでいて、去年9月から保護している迷子のコザクラインコのガッチャンを想った。

彼女は、自分の名前を話す。
そして毎日「好きー!!」と愛を訴えてくれる。
ガッチャンは、飼主さんに捨てられたのではと最近思い始めたんだけれど、彼女は愛されている時間があったのも確かなはず。
サイレントベビー…では無いけれど、放棄されるような子がおしゃべりをするのだろうか? 

去年12月6日から所有権も保護した自分に移行したが、それでもSNSで呼びかけは勿論してきた。
半年以上悩んできたし、飼主を探してきた。
新年度ということもあり、この機にガッチャンはうちの子になりました。

「心変わりは虐待と同じ」を読んでいて、胸が痛かった。
数年前のTSUBASAのセミナーにて、聴講した「命を集める人たち」を思い出した。
講師は西山ゆう子先生。
日本では獣医師、保護動物アドバイザーを。
今はロサンゼルスで獣医をしていらっしゃる方です。
西山先生の講義も、胸が千切れそうな悲しみで心が痛かったです。

我が家は去年の5月に賃貸から新築戸建てへ引っ越しました。
今まで過ごして来た環境とはガラッと変わった。
飼主である私は仕事を辞めていなかったら、我が子たちは環境に慣れるまでにもっとたくさんの時間が必要であったかもしれない。
今もまだニート主婦で、鳥中心のライフスタイル。
今春から社会復帰を予定していたけれど…私にも鳥たちが必要不可欠。
この子たちに生かされている。
(夫と親には呆れられている。)

「「食べたい」から気を逸らす」を読んでピンと来たのは、長女は生後1歳半までは体重をずっとキープしていた。
2羽目(第二章のログに出てきた子。)
をお迎えしたのは長女が生後7ヶ月の頃であったが、お互いが好意を持っていてペアになりそうな2羽になった。

3羽目は住まいから2駅先のホームセンターのペットコーナーにて、レスキューした子。(原因は繁殖してしまって孵った子。)

この子は原因不明の引きつけ発作が頻繁に起こる子で、朝から晩まで目が離せなかった。
病院にもよく行っていたし、しばらくこの子に頭を悩ませて気付いた頃には長女が激太りしていた。
(毎日朝晩の体重はグラフにしたものを保管しています。)
細川先生のこの章を読んで、「食べること以外の楽しみ」が欠けて招いた結果…!?
ということに、今気づきました。
そうか…それでレスキューした子が落ち着いた頃にはどんどん羽数が増えていったからなのかな…。
細川先生が書いていらっしゃる「密度の高いコミュニケーション」。
…これだ!
長女と密をはかるために予定を考えよう!

「体調が悪いときのサインを知る」、これは…Twitter(だけじゃないけど)見てると感じることが多いかも。
サインを知らない・分からない鳥飼いさんが動画を撮って可愛い!と載せてたり、逆に異変を感じ取ってTwitterでこれはどんな状態なのか?と他の鳥飼いさんの応対を待っていたり。
見極められるのは飼主だけで、病院へ連れて行けるのも飼主だけ。
細川先生も挙げていらっしゃいますが、飼主のカン!!
これ、本当に信じて!
何も無かったら無いで良かったね〜で済む話なんだから。
…と、第三者でも思うことを、愛鳥はいちばん感じているかもしれない。

残り1章。








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