アボカドと感想文

数年前、なに食わぬツイートをした時に、何の脈絡もなく研究所の友達に

「マッシュ、ブログ始めてみたら?」

と言われたことがありました。(僕は幼少期から大人になるまで とある研究機関で育てられてきました。マッシュというのは、その研究所でのコードネームです。)

それを今になって急に思い出して、この度、ブログを始めることになったのです。僕にもし何かして欲しいことがある人は、早めに、かつ、何度も言って頂けると、数年後に実現する可能性があるかもしれません。何卒よろしくお願い致します。

noteってブログと言っていいのか分からないですが、今あるブログっぽいSNSで一番身の回りで流行ってる感じがしたのがnoteだったので、noteをチョイスするに至りました。

あと、noteには投げ銭機能もあり、ここでもし チョイと気の利いたことや おもしろおかしいことを言って、このブログをちゃんとした「まつばやししゅうと102-γのおもしろブログ」に仕立てあげれば、おこづかいがゲットできちゃうかも。なんていうスケベゴコロもあります。(いやらしいですね。)

ブログを始めるきっかけになったのはもう一つあります。それは、先日観た「アボカドの固さ」という映画です。

僕は文章を書くことにずっと苦手意識があります。特に苦手なのは感想文・コメントです。読書感想文の書き方が本当にわからない。

面白かったです。とか、よかった。すごかった。とかしか言葉が思いつかない。

大学の時、観た舞台についてレポートを書くことが何度もあった授業で、学期終わりの面談で教授に「君のレポートの内容はあまりに酷い」と言われたこともあります。字数はちゃんと満たしているのに。

そして僕はこの前、その映画を観ました。渋谷のユーロスペース等、限られた場所でやっていう映画だったんですが、

その映画が、とても面白かったんです。←さっそく

とても面白かったので僕はパンフレットを買いました。パンフレットには、その映画を観た素晴らしいアーティストの皆さんの感想・コメントが多数寄せられています。

その人達のコメントを見た時に、僕は、その人達の言葉の豊かさにびっくりしました。

同じ映画を観ているのに、自分と違ってこんなに豊かな言葉で。面白い例え話なんかを使いながら。自分が映画を観て感じたことを事細かに表現しているのです。

ミュージシャンの方のコメントなどが多かったせいもあるのでしょうか。こんなのはもう、普通にただ文章を考えて書くだけでは思いつかない。もっとこう、映画を観て脳内に湧き上がったインスピレーション。映画に関係あることもないことも、全部組み合わせて、その映画以上の感想を書いている。感想を通じてその人自身が見える。そんな強者たちが書いたものなんだと思いました。

前にツイッターである人が言っていました。

「人間の能力の中で言語化できるのは1〜5%くらいだ。ほとんどのことは理屈じゃない。言葉なんて、地球上のあらゆる情報の中で最もゴミカスな物なんだ。現代人は言葉の力を過信しすぎだ。感じたままに行動すれば、あとは理性がどうにか上手いことまとめてくれる。」と。

だから、文章を書く力もきっと理屈じゃない。とりあえず感じたままに書いて、あとは脳に勝手に上手いこと整理してもらう。そういうイメージで書いていこうと思っています。バクマンの新妻エイジも言っていました。「感じたままに描けばいいです。」と。

とはいえこの文章も大変めちゃくちゃで、耳をすませば で雫が初めて書いた小説を書いた時もこんな気持ちだったのかもしれないですが、このブログを通して、少しでも文章をまとめる力がつけられたらなと思います。

あと僕は続けるのも苦手です。石採集、日記、筋トレ、柔軟体操、YouTubeアニメ、その他もろもろ。色んなことを初めてみたことはあるんですが、続かない。あるいは、やめたり再開したりを繰り返している。今回はどこまで続くかわかりませんが、なるべくやっていこうと思います。

最初だからって長く書き過ぎました。それでは!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?