アート思考とデザイン思考をつなぐ存在とは?
X Design Academy 2022/09/10 #01 ブートキャンプ リフレクション
この度X Design Academy のビギナーコースを受講することにしたのですが、
リフレクションとして、その振り返りを印象に残った順で書いていくことにします。
強みがある人は、それに置き換えてしまう - アンラーニングの重要性
「新しい学びにおいて、解決できないことに直面すると、強みがある人は、それに置き換えて解決してしまう」
物事を効率的に処理するには経験値に頼るのは理にかなっている方法なのだろうが、新しい学びを得ていくにあたっては、時として既存の価値観が邪魔することがあると認識できていないと、間違った知識として身についてしまう危険性がある。
UIデザインの仕事を行う自分に置き換えると、課題の仮説を設定する(UXの文脈で話すべき)場面においても、どうしても自身の理解の範囲(UIデザインのアウトプットの世界観)で話してしまい、結果として相手との課題感のギャップが生まれ、アウトプットの納得感につながらないことも多々あると感じている。
アンラーニングを意識して学びを得るかが今後の成長においては重要だと感じた。
アート思考とデザイン思考をつなぐエバンジェリストの存在
経営層がアート思考を使い、ビジョンやパーパスから企業戦略を作り上げる。
実装するプレーヤーはデザイン思考を活用して課題を解決し、ユーザーに対して価値提供を行う。
ここで自分が疑問に思ったのは「実装側が解決すべき課題そのものを作り出すべきは誰なのか?」ということ。
結論としては、それは実装側の仕事であり、UXを持ってユーザーに対する課題をあぶり出し、デザイン思考を駆使して課題を解決していくということ。
ただ、そのためには行動の指針として高度に概念化された経営戦略を誰にでも分かるようにローコンテキスト化する必要があり、それを(実装側に分かるように)技術的な視点で伝えられる触媒的な存在が必要であること。
その、そのアート思考とデザイン思考の橋渡し役として「エバンジェリスト」がこれから重要な役割を担うとのことだった。
個人的には、新たな役割を立てるアプローチが広がっていくのかと思った反面、例えば経営者層がローコンテキストで表現するなど、既存のリソースを活用することで、ちょっとは歩み寄ることはできないのだろうかとは思った、この辺調べてみよう。
その他、復習しておきたいキーワード
パーパス経営
アート思考
アンラーニング
エバンジェリスト
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