観光列車に乗りに行った話①

こんにちは。おぴ子です。
今日は机上旅行ではなく、実際の旅の記録を。

2018年夏の18きっぷで、山陰を走る観光列車「○○のはなし」に乗ってきました。

お盆休みは割とカレンダー通りある民なので、毎年とは言わずとも
何かしらおでかけはするようにしています。
「観光列車に乗りたい」と思いついたのが2018/07/18。
思いついて1時間ちょっとで全ての旅の手配を終わらせたようです。
ザ・思い立ったが吉日。

この年7月の豪雨により、中国地方では一部交通網が遮断しているところがあり、かなり悩みましたが決行しました。

ルートとしては

1日目
三ノ宮~岡山~三原(在来線)
三原~徳山(在来線遮断の為新幹線)
徳山~門司港~小倉(宿泊)

2日目
小倉~下関(在来線)
下関~東萩(観光列車○○のはなし)
東萩~須佐(少し遅めのランチ)
須佐~東萩(宿泊)

3日目
東萩~米子~鳥取~智頭(在来線)
智頭~佐用(智頭急行)
智頭~姫路~三ノ宮

こういった流れです。中国地方のほぼ外周をぐるっと一周するイメージ。

画像1

車のルートでしか描けなかったのでちょっとズレてはいると思いますが、だいたいこんな感じかな。
赤い星のところが宿泊した土地です。

1日目

東向きに出かけるときは大阪駅、西向きに出かけるときは三ノ宮駅が起点と相場が決まっています。ということで三ノ宮スタート。
姫路あたりまでは新快速でぴゅん。山陽本線を乗り継いで岡山を経由し、広島県の三原へ。
先述したとおり、先の豪雨で山陽本線も呉線も運休してしまっているとのことで、ここからはやむなく大人の乗り物を使いました。
三原で乗り換え時間があったので、散策と駅弁タイム。
こんな状況なので新幹線はきっと混んでるし、すぐ降りるから座ってゆっくり食べるなんて出来ないよなぁ、と思って駅のベンチで頂きました。いつ食べても懐かしい。

いざ新幹線に乗り込むと、なんか…赤い…?!(寧ろホームから赤かった)
ちょうどカープのホーム戦だったらしく、ファンの方々がたくさん乗ってたのをよく覚えています。

新幹線は徳山で下車、ここからは在来線が復旧しているのでまた18きっぷの出番です。
新山口、下関を経て関門海峡を渡り、門司で乗り換えて門司港へ。
門司港って大人になってから来たこと無いよなぁ、と思って。
薄暗い時間になっては居ましたが、ゆるりとオシャレスポットを散策しました。

本当は山口で食べるべきものなんでしょうけど…!
(本州だと乗り換えタイトだったので、門司港でお店を見つけてました)
甘いお出汁は大好物です!
あとお酒のアテに頼んだ白子豆腐の揚げ出しがめちゃくちゃ美味しかった。って書いてある。

お宿はちょっと移動して小倉へ。

ご飯も外で食べましたし、「シャワーが浴びられてお布団で寝られる所」で格安なら最高、って感じです。ゲストハウスでも交流とかはほぼしないです…笑


2日目

朝8時には行動を開始して8時半過ぎの電車で本州へ。
観光列車は10時前に新下関から出発します。…が、この旅2つ目のお楽しみのために、小倉駅でちょっくら電話。無事にお楽しみのお取り置きも出来たので、ワックワクです。あとはたどり着けるか否か。
(このお楽しみは後ほど!)

いざ、観光列車です。列車の名前の由来は、
は…萩
な…長門
し…下関
なんだそう。そういう豆知識?みたいなのもアナウンスしてくれてました

ちなみにこの電車は2両編成で、1両は和風、もう1両は洋風の内装でした。(HPで雰囲気を見ていただけます。)

わたしは今回、予約しようとしたら、和風の車両は既に予約がいっぱいだったので、洋風の車両にしました。ネットで簡単に出来るの、便利ね~。

洋風の車両も満席で、お隣のおじさんはご夫婦でいらしてるにも関わらず、奥様とお席が離れてしまったそう。でも奥様は海側のお席に座ってらしたので、代わりましょうか?とも言えずw

あ、ちなみに朝から日本酒を傾けていました。車内の売店で地酒置いてたんだもん…。うにキューブも美味しかったんだもん…。

あと限定のお弁当もありますが、確か予約制だったはず。わたしはこの後のお楽しみがあるのでお弁当は我慢しました…。

若いお姉さん(っていってもアラサー)が一人でお酒傾けてるのいいねぇ。ってお隣のおじさんに話しかけられたのがきっかけだったわ、そういえば。

逆隣のおばさんとも話がはずみました。どうやら長門のご出身の方らしく、急いでるのに何故かこの観光列車を予約したらしい。
観光列車なのでビュースポットでは停車や減速して景色を楽しめるんだけど、「あぁ!急いでるのに!」と何かと忙しい方でした。笑
でも地元の方ならではのお話も伺えたり。
「コットイ」という難読駅名があるのですが
「コットイは特別な牛って書くんだけど、何故特別な牛かっていうと、角がないからなのよ。角がない牛のことをコットイ牛っていうのよ」
とのこと。本当かどうかは知らないけどね~。

長門を超えるとおじさんたちも降りてしまって、周りに乗っている人は本当にちらほらくらい。
ちょっとお席を移動して海を眺めたりしました。

終点の東萩で下車し、ここで乗り換え。さらに東に向かいます。
萩の観光もしたかったですが、まずはお楽しみに…!
須佐駅で下車します。

須佐の「男命(みこと)いか」が食べられるお店です。朝の電話は、このイカの取り置きの電話でした。席の予約はできないけどイカの取り置きは出来る、というシステム。

食べログ評価3.5、トリアド口コミ4.5、google口コミ評価4.8(2020/4/3現在)

すごい高得点やな。端的に言うと美味しかったです。
確か14時半頃にしかお店に伺えなかったんだけど、そこから1時間は待ってようやっと入店。

男命いかの定食にしました。

嘘みたいだろ…こいつ…動いてるんだぜ…。
本当についさっき捌いたんでしょうね。。。写真のトングとハサミを使ってゲソを切り取って食べるんですが、まずトングに吸盤がはりつく!w
そして口の中でもキュウキュウされる!笑
お刺身で一通り楽しみます。

その後、無料で天ぷらにもしてもらえます。これがまた美味しかったんだぁ…
電車だとめちゃくちゃ不便なところだけど、また行きたい…

(ちなみにツイートで「延長」と言っていますが、この時甲子園球場でちょうど地元高校が試合しており、延長戦になっていました。)

美味しくイカを頂いて、電車に…

っていっても、電車がねぇ。
食べ終わってお店を出たのが16時半頃、次の萩方面への電車は
なんと

\18時半/

2時間待ちでしたwwww

駅併設のふれあいステーション的な観光案内所的なところに入って涼ませてもらって、お店の人とお話してたんだけど、なんと、17時で閉店とのことw

1時間半は野外で待ちました。当時は駅前に本当に何もなかったんだけど、今は立派な施設ができてるみたいです。

わー、また行きたくなっちゃったな~!

草の生え茂る駅で1時間半待ち(夕方で良かった)、再び東萩へ戻ります。
あとはお宿に戻って眠るだけ~。

お宿はね、こちらです。

めちゃくちゃオシャレでござる…!


(なんと、ここで、次回へ続く!)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?