関市の鰻、辻屋さん
昨年秋に初めて訪れたこのお店。１８０年の歴史を刻んでお店ぜーんぶに鰻の蒲焼きの匂いが染み付いた佇まいがとっても素敵だったのですが、今回行ってみてビックリ！新しく建て直しの真っ最中で、前の建物は全て取り壊され更地になっています。
商店街に入るとすぐ目の前に飛び込んで来るはずのあのお店がない⁉️と慌てたものの、ここの大女将さんがお客さんのお見送りで通りを歩いておられ、ここで間違いではないと、確認しました😊
前にお店を建て替えることをお聞きしていたので、あーそうだったわ！と思い出して、相変わらずお元気でお綺麗な大女将さんに会えてほんとにホッとしました。
まだ建て替え途中のため、りっぱな暖簾は道からは見えないのが残念。大女将に案内されてぐるっと店の周りを歩いて店内へ。以前のような煙で被られたいい匂いがしなかったのは残念でしたが、鰻のお味は相変わらずの一級品でした。
旅の最後にいただく鰻の味、やみつきです！
屋根には分厚く苔が育ち、風情があります！
この日は絶好調秋晴れ、というか初冬の青空は澄み渡り、圧倒されました。車の屋根には霜が・・・
あいにく紅葉の葉っぱはほとんど落ちて・・
枯れ木を楽しみました😅
岐阜県の下呂温泉は有名ですが、そこから少し北東方向に向かうとさらに沢山の温泉町が続きます。宿は数軒あるだけですが、昔からの温泉宿は底知れず神秘的な風情があり、新しいものを求めない私には、豊富な自然の魅力が詰まった癒しの世界です。
しかしながら、古くなって使えなくなるものは必ずあります。お部屋のリニューアルやら玄関のサッシの取り替えやら。
でも、一度外を歩けば思わず大きく息を吸いたくなる山並みと、川の澄み切った美しい水の流れに見惚れます。日頃の心身の痛み、傷み、をたまにはこんな場所で癒してやることも必要だなぁとつくづく思います。
また来年も来たいねーと、お連れの皆さんと約束して帰路につきました。二日間の旅でしたが、お天気に恵まれて幸せでした。