『This Is Us』シーズン1 第4話 レビュー
この回では、子供たちの悩みが浮き彫りになりますね。あとジャックの良いパパぶりも見どころです。この回は何回見ても、切なさと温かさがミックスされていて、見ている私たちの感情も目まぐるしく変わりますよね。あ、この回に限らへんか…。
*注意書き*
大体のあらすじ、私の感想、ネタバレを書いています。著作権侵害にならないように、ドラマのセリフ(一部)やあらすじは自分の言葉で書いています。レビューの書き方は模索中なので、今後書き方の変更ありです。
過去
夏の暑い日、プールへ行くことになったピアーソン一家。8歳のケイトは、新しいビキニを家族にお披露目。はしゃぐケイトが可愛い。でもこのあと、ケイトに悲しい出来事が起こります。見ている私も胸を痛めますが、ケイトの親であるレベッカやジャックからすれば、それ以上の怒りや悲しみを覚えますよね。
ケヴィンが危ない!
ケヴィンは、両親にかまってもらいたくて必死でした。でもタイミングが悪く、両親は忙しそう。レベッカとジャックは、ケイトが残酷な手紙を受け取ったことを知る。さらに、さっきまで近くにいたランダルの姿が見当たらない。そして、ケヴィンは危険な目に遭います…。
ランダルが書いていた数は何を意味する?
急に姿が見当たらなくなったランダルを探しに行くレベッカ。彼は、黒人の子供たちと一緒に遊んでいました。近くでランダルを見てくれていた母親に挨拶すると、嫌味めいたことを言われます。腹を立てたレベッカはお礼を言って、ランダルを連れて立ち去ります。その時、母親に「ランダルの襟足のカットしてあげた方がいいわよ」と言われるのでした。ランダルは家族の元に戻り、ノートに何かを書いていました。
この母親役の人は、スターリング・K・ブラウン(ランダル役)の奥様です。2人は大学時代から一緒で、2人の息子がいます。
ダサいTシャツが「魔法のTシャツ」に変身
友達からの手紙で、すっかり元気をなくしたケイト。ジャックは、自分が持っていたダサいTシャツをケイトに着させようとします。さすがジャック。ダサいTシャツを「魔法のTシャツ」だと言い、素敵なお話をケイトにします。彼女も笑顔になり「お姫様になる」と言いながら、魔法のTシャツを着るケイト。この時のジャックの言葉に涙です…。
最後はレベッカの膝枕で、みんなでお昼寝。このドラマは、悲しいことがあっても、最後はほっこりするから好きです。こんな家族憧れる♡
現在
トビーの元奥さんが美女!
関係が順調なトビーとケイト。レストランで、トビーがキレイな女性と話しているのを遠くから目にしたケイト。彼から元奥さんだと知らされます。気になったケイトは、彼女をリサーチ…そして。
ケヴィンは演技を認めてもらえない
ニューヨークに来て、ブロードウェイオーディションを受けるも、出来はボロボロ。相手役のオリヴィアには、LAに帰ったほうがいいと言われる始末。
それでも、マニー目当てのお客さんがたくさん来るからという理由で採用されます。実力が認めてもらえないのが辛いですよね…。
ランダルが実父と衝突
今回のお話は、ランダルとウィリアムが衝突。白人の家庭で育ったこと、黒人グループの中では実父を探す日々について話します。ウィリアムは、ランダルの素直な気持ちを聞いて謝ります。このシーンは、親子の絆が深まった瞬間に思いました。ランダルの娘たちにも、ウィリアムがおじいちゃんと紹介して、家族の距離がグッと縮まります。ウィリアムに残された時間を考えると、切ない気持ちになりますね…。
フィナーレ
突然の訪問者…
なんとケヴィンが、ランダルの家に突然訪問。姪っ子たちは大喜び。そして、ウィリアムまでもテレビの人気スターが現れてテンションが上がっています。マニーが大好きなウィリアムは、ケヴィンにサインをもらいに行きます。はしゃぐウィリアムが可愛い。
でも、ランダルとベスは浮かない顔をしている?
【以下からネタバレ】
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残酷な仕打ち
レベッカはプールで、ケイトにTシャツを着るように話しますが、ケイトはそのまま友達を見つけて、彼女たちの元へ行きます。
友達はケイトに手紙を渡します。そこには「一緒にいたら恥ずかしいから、遊びたくない」の言葉と共に、豚のイラストが描かれていました。言葉だけでも傷つくのに、そこに豚のイラストって…。子供の行為は時に残酷。
この時、ケイトは自分の体型に悩みを感じ始めたんですね。
子供の頃の孤独は癒えないまま…
ケヴィンは危うく溺れかけたのです。でも両親はこっちを見ることもせずに、兄弟にかかりっきり。自分が溺れかけたことすら知らない。怒りをぶちまけるケヴィン。でもジャックはケヴィンに謝ってから、事情を説明し、何とか仲直りしました。ケヴィンは、心に寂しさを抱えていました。これが大人になってもほぐれないことが分かります。シーズン2では、見ていられなくなるくらいにボロボロになります。
歩み寄るレベッカ
レベッカは以前から、ランダルが襟足を掻くのを気にしていました。再びランダルを見てくれていた母親の元に戻り、ヘアカットのお店を教えてもらい、ランダルをたまに遊ばせていいかと聞き、快く承諾した母親。嫌な空気が和みます。レベッカは自分から歩み寄っていきました。黒人と白人で髪質が違って、専門のヘアカットがあるそうですね。
ランダルが書いていたのは出会った黒人の数
ランダルがノートに書いていたのは、出会った黒人の人の数を書いていました。その中に自分の実父がいるのではと考えていたのです。きゅっと胸が締め付けられます。レベッカとジャックのことは大好きだけど、それでも実父がどんな人なのか知りたいランダル。でもそれはジャックたちに言えない。このときから、ランダルは実父の存在を気にしていたんですね。
パパのお姫様
ジャックは「ケイトは、もうパパのお姫様だよ。Tシャツなんて必要ないね。」と言うんですが…もう、最高なパパ。娘の沈んだ気持ちを和らげて、ケイトが自信を失わないように優しい言葉をかける。…こんなパパ欲しい。
私の毒親なら、「デブはみっともないから、このTシャツ着とけ」なんて言うだろうな。はぁ。
トビーの元奥さんの意外な一面
トビーの元奥さんは、お店を経営。ケイトは何気なく店に入って、ただ話すつもりが面接までして、採用されちゃった!?ケイトは、彼女が素敵な人だと話すも、トビーは元奥さんに浮気され、財産を奪われ、その結果自殺まで考えていたことを打ち明けます。トビーの取り乱し方、元奥さんの意外な一面を知って、ケイトも驚きを隠せない様子でした。
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私はこのプールのお話が大好きです。ジャックの素晴らしいパパぶり、最後は家族仲良くなるところに心が温かくなるんですよね。
さらに、この回では子供たちの悩みがよく分かります。子供の頃の悩みが、大人になっても残っているビッグスリー。それとどう向き合うのかが見どころになってきます。
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