『This Is Us』シーズン1 第8話 レビュー
今回はサンクスギビングのお話でした。家族みんなで楽しく食事…というわけにはいきませんでした。
修羅場になってしまいます。レベッカの”秘密”が、意外なカタチでバレてしまったから…。過去と現在が並行しているので、それらを比べると胸がキュッと締め付けられました。
以下からネタバレです。
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前回は、ウィリアムがうっかりベスにレベッカとのことを漏らしてしまいました。完全に気の緩みでしたよね。人間は隠し事ができない、どこかで口が滑るものですね。
今回は、修羅場です!!そしてケイトは大きな決断を家族に告白!ピアーソン家、ドタバタ回となってます。
過去
この日は、サンクスギビング。ピアーソン家族は、レベッカの実家にロードトリップする予定。でも子供たちは、あまり祖父母の家に行くのが好きではないみたい。レベッカも何だか怒りっぽくなってるし、家族はストレスがたまってる様子。
トラブル発生!
悪いことは続くもので車がパンクして、家族は約5キロ先にある街まで歩くことに…。
サンクスギビングが嫌いな理由
夜まで歩き続けて、子供たちにも疲労が見え始める。子供たちはサンクスギビングに祖父母の家に行くのが嫌な理由を話します。それはレベッカ自身の態度だったそう。冒頭から機嫌が悪く、怒りっぽくなってましたし、3人はそんな母の姿を見るのが嫌だったんですね。
レベッカ、キレる!
ようやく母に電話できたレベッカですが、口論になって「もう行かない!」と告げて電話を切りました。そのおかげで、レベッカの気持ちは少し落ち着いたみたい。レベッカと子供たちが浮かない顔をしている中、ジャックは家族を楽しませる方法を考えて行動していました。ジャック、素敵(多分、あと2回くらい言います)。
新しいサンクスギビングの過ごし方
*Pilgrim Rickに扮し、家族を楽しませて、みんなに笑顔が戻ります。ターキーはないけど、家族が穏やかに楽しく過ごせたことは、子供たちにとっても良い思い出になりました。これがピアーソン家の伝統的な、サンクスギビングの始まりだったんですね。
*Pilgrim Rickはアメリカに渡ったイギリスの清教徒。サンクスギビングのもとになったことをした人。
ランダルは今回のサンクスギビングの過ごし方が気に入ったみたいで、これからもずっとこうして過ごしたいとレベッカに話していました。
現在
ケイトの本気の気持ち
ダイエットを止めたトビーと本気でダイエットをしているケイトには、少しだけ気持ちのズレが生じます。そして、ケイトは彼に距離を置きたいと伝えます。トビーのことはもちろん大事だけど、太った自分を変えたいと思うケイト。泣きながら思いを伝えるケイトからは、トビーを愛する気持ちとダイエットへの決意がヒシヒシと伝わってきました。どちらも大事で切り離せないからこそ、悩んで決意したんですよね…。
ケイトは新たな決意をする
ランダルの家で、サンクスギビングディナーをするために飛行機に乗ったケイト。墜落しそうな激しい揺れで、命の危険を感じます。「人生は短いから…」と、ケイトは何かを決意しました。トビーと仲直り?と思ったら、予想は全然違う方向に(ケイトの決意は一番最後です)。
ランダルは大はしゃぎ
サンクスギビングが大好きになったランダルは、大はしゃぎ。遊園地に行く日の子供みたい。一番に起床して、家族みんなを起こして料理を始めます。今年はウィリアムとレベッカが揃うから、楽しみは倍増です。
レベッカは、本当のことを話せるのか?
ベスはレベッカに「ランダルとは今日中に話すべき。私たちの間に隠し事はしないの。あなたが今日言わないなら、私から言うわ。」と伝えます。レベッカはタイミングがなかなかつかめません。
混乱するケヴィン
ケヴィンは、サンクスギビングが嫌いなオリヴィアを誘います。家族に紹介するも、あまりウケは良くなさそう。
ミゲルの申し出に対して…
ジャックが帽子を被ってPilgrim Rickに扮した行事は、今もランダルとケヴィンによって引き継がれています。今年はミゲルがその役をしたいと、ケヴィンに申し出ます。ケヴィンはあっさり却下。ケヴィンってミゲルのこと好きじゃないんかな〜。
オリヴィアが突然出ていく?
ミゲルとケヴィンのやり取りを見て、オリヴィアは「無理。帰る」と出ていってしまった。なんで?何が気に入らなかったの?
外に出たオリヴィアは、ウィリアムに「もうすぐ死ぬのはどんな気持ち?」と聞きます(この人、ほんまダイレクトやね)。ウィリアムは、「人生は君が思っているよりも早く過ぎ去るんだよ。冷たい態度を改めないと後悔するよ」と伝えます。グッときます。後悔の多かったウィリアムだからこそ、説得力のある言葉でした。
家の中に戻り、ケヴィンにキスをして「ありがとう」と小さくつぶやくオリヴィアが可愛かった。
ケヴィンにも変化が…
Pilgrim Rickをケヴィンがしていましたが、途中からミゲルに交代。意外に思ったミゲルですが、孫たちを笑顔にしてPilgrim Rickを見事に演じました。ケヴィン、よく譲ったね。オリヴィアの影響かな。
めっちゃ修羅場!
オリヴィアとケヴィンもいい感じになって、ミゲルも家族として認められて、あとは楽しくディナーをするだけだった。
ランダルは、ウィリアムのお気に入りのテープを取りに彼の家に行きます(ウィリアムを喜ばせたくてサプライズするため)。ここで、レベッカの手紙を見つけてしまった!こんなカタチでバレるのか!レベッカも今日話そうと努力していたのに…。
案の定、ランダルは食事の席で怒りをあらわにします。娘たち以外の家族は皆、ことの成り行きを見守っています。ランダルはレベッカの手紙を声に出して読みます。レベッカが弁解するも、話す隙を与えないランダル。ずっとランダルが実の親を探していることを知りながら、黙っていたのだから怒るのも無理ない。(上のTwitterは、GIFではなく修羅場のシーン動画です)
ウィリアムを睨むレベッカも怖いし、涙を流すランダルには辛くなるし、居心地悪そうなウィリアムの表情が緊迫した雰囲気を強調していましたね。そのまま席をたつランダルと入れ替わりに、何も知らないケイトが到着。
「バイパス手術するの!」と家族に報告。みんな唖然として、オリヴィアだけが楽しそうでした。飛行機で決意したことはコレだったんですね。
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感想
レベッカがランダルに、ウィリアムのことを話せなかった気持ちは分かります。実親を探しているんだから、レベッカたちから離れて実親と暮らしたいって思うかもしれない。彼女はそれが怖かったんですよね。多分、この日、レベッカがもっと早くランダルと話していれば、ここまで彼が怒ることはなかったのかも。
来週は、36歳のランダルの前にジャックが登場。話しているし、触れ合ってる?!どういうこと?小さい頃、ランダルが実親を探していることに対して、葛藤するレベッカの様子も描かれます。
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