困難なことが合った時に_思い出したい__レモネードの名言

『This Is Us』 シーズン1 第18話 レビュー

ついにシーズン1最終回です。

今回は、ジャックとレベッカの出会いと結婚生活の危機が描かれています。2人の関係の良い時と悪い時の差が激しくて、悲しくなりました。不満は溜め込んじゃダメですね。喧嘩したときに、勢いで取り返しのつかないことを言ってしまいますから。

登場人物①
登場人物②
分かりやすい時系列表はコチラ

ジャックとレベッカの出会い

時はさかのぼり1972年。ベトナム戦争から帰ってきたジャックは、友人と共に自動車整備工場を開くことが夢でした。ジャックは近所のおばあさんの車修理にも向かい、お小遣い程度の稼ぎも手にしていました。

自分たちの自動車工場を開いて、母親を家から連れ出すことを決意していたジャック。そのためにも早く大金を工面したくて、友人とギャンブルに手を出します。それは、バーの裏側で行われている怪しげなポーカーゲームだったのです。

ジャックは全財産を賭けてポーカーに勝ったのですが、そんなに人生甘くはありません。バーのボディガードたちに「今度姿を現したら殺すからな」と脅され、お金を取り上げられて無一文に。

そしてジャックは恐ろしい計画を企てるのです。

夢を追いかけるレベッカ

一方、レベッカの夢は歌手になること。周りの友人が結婚・出産していく中、レベッカは夢を追いかけていました。

友人たちはレベッカの夢も応援したいけど、もし夢が叶わなかったらどうするのと心配して、彼女に男性を紹介することを提案。でもレベッカは、まだ誰かと深い仲になろうとは考えていない様子。この時代は、女性が夢を叶えるのは難しいかったのかなと思いました。

自分の夢を叶えるために頑張っていたレベッカですが、デモテープを送ったところから採用を見送られて、友人の言葉を思い出します。そして男性とデートをすることにしたレベッカ。

この相手がジャックかと思いきや、違いました。エリートそうな男性が姿を現しました。一緒に食事をするも、どこか退屈そうなレベッカ。その時の彼女は、歌に夢中だったから男性と付き合うことは考えられなかったのか、デートを断ってその場を去ります。

ジャックの恐ろしい計画

ジャックはバーの強盗を企んでいました。強盗をするタイミングを見計らうために、店内でお酒を飲みながらお金を盗む瞬間を待っています。

「今だ!」と思って席を立ち上がると、ステージから美しい歌声が聞こえてきます。それがレベッカだったのです。ジャックは、お金を盗むことを忘れて彼女に魅了されていました。目が合う2人は微笑み合い、歌い終わったレベッカはジャックに声を掛けに行きます。シーズン3で、2人の初デートから交際までが描かれます。

過去

ベン、何してんの?!

前回ケイトに促され、レベッカのツアーを見に行くことにしたジャック。2時間の運転をしながら、ジャックはお酒を飲み続けていました。完全に依存症となっています。何とかバーまでたどり着いたものの、そこでもまだお酒を飲んで足元がおぼつかない様子。

レベッカは楽屋で初ツアーに緊張。そこにベンが現れて、レベッカを安心させるために手を握り、深呼吸をしました。今にもキスしそうな距離まで顔を寄せるベン。驚いたレベッカは「そのために私をツアーに参加させたの?ジャックの言うとおりだったわ!」と怒って楽屋を飛び出します。そして家にいるはずだったジャックに「あなたがここに居てくれたらいいのに。愛しているわ」と電話するレベッカ。2人は目と鼻の先にいるのに、気が付かないのがもどかしかった!

またベンが余計なこと言って誤解が…

ジャックはレベッカを探すために、ベンたちバンドメンバーがいる控室に行きます。そこでまたベンが「一線を超えてしまった。彼女は悪くないんだ」と余計なことを言うのです。ただでさえジャックは、元彼含むメンバーと泊まりでツアーに行くことに心配していたのだから、この一言で良からぬことを想像してしまい、ベンを殴ったのです。

夫が殴り込み、元彼は下心ありでツアーどころじゃない。レベッカはツアーを中止して、ジャックと帰宅。

夫婦の不満が爆発

レベッカは飲酒のことを聞き、ジャックはベンとの関係を問い正します。正直に話したレベッカですが、お互い不満を爆発。

ジャックはレベッカがバーで歌うことがバカげていると言い、レベッカは飲酒するジャックを責めて、今まで家族のために自分を犠牲にしてきたと怒鳴ります。罵り合い、否定し合う2人は、出会った頃のような気持ちがなくて悲しかったです。マンディとマイロの迫真の演技に引き込まれました。

気持ちが落ち着いてからジャックは仲直りしようと試みますが、レベッカは「しばらくミゲルのところにいて欲しい」とお願いし、家を出ていくジャック。

・・・◆ハイライト◆・・・

喧嘩したときにレベッカに「私のどこを愛しているのよ!」と言われたジャック。彼は家を出ていく前に、「母親である君を愛している。今も昔も変わらず愛している。君はこの世で一番美しい女性だよ。君との出会いは僕の人生を変えた」と話すジャック。

まさにその通り。あの時、レベッカに出会わず強盗していたら犯罪者になっていましたもんね。ジャック、こんな良いこと言うて出ていくのズルいわ〜。もうその場で仲直りしてって思いました。

◆裏話◆

ジャックがレベッカにプレゼントした月のネックレスは、2人が出会ったときにレベッカが歌っていた「Moonshadow」の意味を込めて贈ったものだったと、ここで分かります。そして、プールのエピソードでジャックがケイトに着せたグリーンのTシャツは、2人が出会ったときに着ていたものでした。

現在

ビッグスリーの夢

ケイトは母のように歌を歌いたいと、トビーに宣言。ケヴィンはソフィのいるNYを離れて、LAで大きな仕事のオファーを受けます。ランダルは自分の小さな頃のアルバムを見つめて、ベスに「養子を迎え入れたい」と話します。

感想

シーズン1最終回は、悲しい終わり方でした。ジャックとレベッカが離婚することはないとは分かっていても、これほどの大喧嘩は見ていて悲しかったです。喧嘩のときに思ってもいないことを言うのは、絶対にしないでおこうと思いました。感情的になって、思ってもいないことを言って相手を酷く傷つける上に、関係が修復できなくなる可能性も充分にあり得ます。

シーズン4の放送が今年9月からと発表されました。まだ観ていないシーズン3も早く観たいため、シーズン2のレビューは駆け足で書いていきますね。


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