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童話を形作る〜線画イラストの中身〜

テスト中の記事です。
今回はポランの会が手がけた線画イラストの解説と、なぜこういうイラストで行こうと考えたのかお話ししたいと思います。

どうも。ポランの会の劇団員、太二です。
僕は普段俳優として舞台に立ったり、声優として声を入れたり、またある時はポランの公演や知り合いのライブのフライヤーイラストを書いたり、同人誌にイラストを寄稿したりしています。
そうでない時は友人と一緒になって黒霧島を一日5合飲んだりして元気に破綻していました。友人はその後膵炎になり生死の境を彷徨いました。

もともとは僕はもっと違う画風で人間ばかりを描くタイプでしたが、賢治作品の絵を描く際に安易に人間を出してしまうと大きな意味が生まれてしまうため、自ら封印することにしました。
大変でしたが、解剖学的な動物のデザインを勉強し直すいい機会でした。
その後しばらくポランでの絵の方向性を模索していた時、別団体のフライヤーを担当した時にあまりに時間がなかったので色塗りを諦め、代わりにたくさん線画で書き込んで仕上げたのですが、それを見たうちの主催がこっちの方向性で行こうよと言い、そしてそのすぐ後にデザインしたイラストが好評を博したことで、緻密な線画を書き込んだ美しくもどこか生々しいイラストという方向性が固まりました。
子供の頃から漫画「ベルセルク」の模写をしていた経験が行きたのかもしれません。

そんなわけで今回は、太二デザインの線画イラストの秘密について語っていきたいと思います。

それよりサムネのイラストのグッズが気になる!
というせっかちな兄貴&姉貴はこちらのリンクを踏んでね。



なんで色を塗らないの?


ワンポイントで色を入れるのがすっき

僕の絵を見た人は第一声で「すごい」と褒めてくれる優しい方が多いのですが、それと同じくらい皆様は「色はなんで塗らないの?」とおっしゃいます。これは大人も子供もお姉さんにも言われます。

勿論塗れないことはないのですが、僕は主にPCで絵を描いています。
PC上で塗った色(RGB)と実際印刷したときの色(CMYK)って、色味がだいぶ変わってしまう事が嫌と言うのが一つの理由です。
また個人的な傾向として、カラーリングを固定したくないと言う思いがあるのもあります。
僕は子供の頃、モノクロで描かれている漫画を読んだりした時って「どんな色してるのかな?」と自分の頭の中で自由な色彩を描いていました。
ですので、皆さんにも僕の絵を通して自由な色彩を描いてほしいなあと言う考えもあるのです。

物語を一つに

童話をモチーフに絵を描く以上、僕の中で


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