東京ノマド駄文作家生活②
さて、一週間が過ぎたがまったくもって原稿は進まず(怠惰に暮らしている)
週末は家事と食っちゃ寝を繰り返している。
これではいかんと夕方から新宿にイベントを見に行く前に、板橋の喫茶店に立ち寄ることにした。
夏になると鮮やかな花をつける街路樹の名前の喫茶店。
店内はギャラリーとして展示会が開催されており、
作品を鑑賞しながら小腹がすいているときは黒米の雑炊をすすり、真夏には特製のアイスクリームが浮かぶシンプルなクリームソーダで喉の乾きを潤す。
また、過去の展示に関連した蔵書も豊富で思わぬ本との出会いがあったり、書棚にささった本を読み耽っているうちにあっという間に時間が過ぎてしまうような空間なのだ。
実は冬でもいただきたいクリームソーダ。アイスクリームがさわやか。
黒米の雑炊。滋味深い
涼しい時季のメニューのスコーン。お店で焼いてる。
ハーブティは通年楽しめる。アイスでもホットでもほっこり。
以前、こちらのお店にお邪魔したとき心地よく何らかの作業をされている方を見かけたので、私もやってみようと思ったのである。たしかに。むっちゃはかどる。
緊縛写真を横目に思いを書き留めていく。(執筆時の展示は熟女作品がテーマだった)
坂本冬美の唄が喫茶店で沁みる。
この時計が見える席が個人的にお気に入りです。
小一時間ほど執筆に集中したところでオーダーしたスイーツのうつわが空っぽになり、和服姿の女給さんに声をかけ、今後の展示スケジュールを教えていただきチェックをすませ店を出た。
次はいつお邪魔しようかと画策しつつすっかり葉のおちた街路樹を見上げて、家路につく。
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