例のアレの件

アレですよアレ。審議する委員会もあったし色々とアレなので、頭の整理をしながらご報告しますね。結論としましては「現時点ではまだ判断できず」です。



区民文教委員会でのやりとりは、やなざわ亜希議員のブログ参照

現在進行形で開かれている、港区議会第3回定例会。ここに議案として上程された補正予算の中に「海外修学旅行に関わる費用」が他のものと一緒にまとめられているわけですが、その補正予算を審議するのが総務常任委員会。

その前に、議会が始まる前にて、教育の所管である区民文教常任委員会で概要がぽーんと報告されたのみ。であります。もちろんあれやこれやの質疑は相次いだものの、「そっかー!納得!」となる説明はなかったわけであります。

詳しくは↑リンク先を参照で。


定例会前の総務常任委員会にて

とまぁ、こんな資料要求をしたのは前回ご報告いたしましたの


口頭での説明がよくわからなかったので、資料として要求しましょうと、ここまではご報告いたしました。ここから先ですね、最近の模様をお伝えしましょう。


9/15 総務常任委員会にて

9/11からの定例会。常任委員会は9/14からだったんですが、議案に関連する場所への視察におでかけしたので14日は審議せず。9/15から議案審議となりました。


全部出したいけど、ちょっと諸事情によりそれはごめんなさい



まず、わたしくめから質問いたしました。初めに申し上げたのは「色々と順番が違ったことと、様々なことが明確になっていない。この2点に尽きる」です。これは今までと変わらないスタンス。

Q: 保護者負担は6万5,000円〜7万5,000円と聞いていたが、区長記者発表にて取材していたであろう港区政新聞では「保護者負担は5万円程度」と書かれていた。どちらが正しいのか

A: 個人経費を抜いた、いわゆる旅費の部分を5万円程度を上限とするということを聞いている

ごめんよくわからない


Q: 家庭徴収額の調査をやるべき。少なくともこれまでの国内修学旅行とこれからの海外で、負担額の印象は異なるはず。少なくとも現在中1と中2にはヒアリングをするべきでは

A:  修学旅行の全容が明らかになったら、徴収額についての考え方を保護者会や学校を通じて伝えていきたい

ごめんよくわからない
今までと同じで全然OKとか、厳しいとか、家庭徴収ゼロにして国内修学旅行がいいとか、そういう意見を聞いてみてもいいじゃんって


Q: そもそも修学旅行の欠席者40人。理由は様々と思うが、経済的な理由や例えばヤングケアラーのようなことで欠席する生徒はこれまでいたか

A: 不登校の子が一番多いが、家庭の事情という子はいる。経済的事情の子もいる

だろうね
色んなご家庭がある


Q: パスポートは個人負担でと区民文教委員会で言っていたが、パスポートを持ってる家庭より、持っていない家庭の方が要保護と準要保護の可能性が高いのは明らか。そうするとパスポートを取らなきゃいけない家庭の負担はその分多くなるわけだが

A: 現在、パスポート代は就学援助の対象で検討中

おや、先日と答弁が変わりましたぞ


Q: プロポーザル方式で事業者を選んでいくというが、例えば応募が1社で、その1社が見積もりを取った事業者であったとしたら、それは契約対象となるのか。なるのだとしたら透明性に問題はないか

A: 対象となる。しか参加資格を持っている事業者は80社以上ある。競争原理を働かせられるよう努力する

確実に2社以上応募されるよう担保していただきたいわ


Q: 内訳の見積もりが変。例えば学校によって30弱から100人ちょっとの中学3年生にも関わらず、なんで学校単価x10校の見積もりになっているのか

A: 1校あたり80名という平均というかたちで流した見積もりと聞いている

えーなんそれ


生徒760人 + 先生10人x10校 =860人。もちろん760名から徴収する家庭負担分は入ってない


色々あるけれども、我々自民党さんが一番???と思っているのはコレです。

「※添乗員など随行者実費も単価に組込み済」で単価おひとりあたり30万5,000円


なぜにエージェントの人件費的なやつがここに乗っかるのだ。むしろそれはナンボ乗っけてるのだ。そしてさらに謎な答弁があったのは「飛行機の席をまとめて取ると、費用が高くなる傾向がある」と。ごめんよくわかんないその理論。


この他にもまだ色々ありましたが、どのみち、この日は時間切れで途中で審議おしまい。


9/19 総務常任委員会にて

連休明けに審議再開。この日は港区維新の委員が欠席。この日は通常なら常任委員会3日目で賛否を決めなきゃいけない日。様々に質疑が飛び交い、ちょっとまた改めてご報告いたしますけれども、「本来これ総務常任で議論すべき話じゃない、区民文教だ区民文教!」という流れから、「審議時間なさすぎて無理だし判断材料足りないし、決算特別委員会をまたいでまた委員会再開でお願いします」ということで、次回10/5に決着予定となりました。

決着つかず、決算跨ぐのはレアケースだと思います。そこまでしての審議続行は。

頭の整理にもならなかったけど、そんな感じ。以上。決戦は10.5。

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