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映画『ラストエンペラー』を観て


20230119

three good thingsをオンラインコミュニティで書いています。
3つの中で特に振り返りたい事がある時に
こちらのnoteに書き留めています。

映画『ラストエンペラー』初公開で観ていましたが
今回改めて4Kレストア盤を観ました。

日本語字幕を見ながら中国語には英単語が使われるのか
お恥ずかしながら思ってしまいましたが
基本的に全編を通して会話は英語です。

はじめの30分位でしょうか英語に違和感を感じ
観るのを止めたいとさえ思ってしまいました。

溥儀は年齢毎に4名が演じていますが
3番目の方と英国人家庭教師の場面以降は漸く英語に慣れました。

定めに従い、そこから抜け出せないことの辛さに加え
紫禁城の中では宦官に、満州に移ってからは日本人に
翻弄される過酷な人生を
途中自殺を試みながらも全うして生きたことに
溥儀の逞しさを感じました。

個人的には最後まで生き延びることはとても大切かなと思っている為
酷いこと残酷な事をしてきたとしても
最後まで生きたことに注目しました。

溥儀役のジョンローンも素晴らしいですが
皇后役のジョアン・チェンさんの演技に引き込まれました。

早い段階で離婚を申し出た第二皇后
頭脳明晰で騙されていることが分かっていながら
逃げ出さす留まった皇后
人生の選択による結果の違いも
まざまざと見せられました。

この映画には史実とは違う部分がありますが
そういうことは些細な事で
溥儀と皇后のお二人の人生を見せてもらう作品だと
今回は私は受け止めました

レストア盤は最後に更なる感動が残されていますが
それは観るまで知らない方が良いので
ここに書くことは控えます

これももう一度観て色々感じたい作品です

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