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『まちがいさがし』


まちがい探しの
まちがいの方に
生まれて来たような気でいたけれど
まちがい探しの正解の方じゃあ
きっと出会えなかったと思う         相応しく笑い会えること
なぜだろうか涙が出ること          君の目が貫いた僕の胸をまっすぐ
その日から何もかも
変わり果てた気がした
風に飛ばされそうな
深い春の隅で退屈なくらいに間違いだらけのささいな隙間で
くだらない話をくたばるまで
正しくありたい会えない淋しさが
何を育んだでしょう
ひとつずつ探し当てていこう
起きがけの 子供みたいに
君の手が触れていた指を重ね合わせ
間違いか正解かだなんて どうでもよかった
瞬く間に落っこちた青い靄の中で
君じゃなきゃいけないとただ強く思うだけ
君の目が貫いた僕の目をまっすぐ
その日から何もかも
変わり果てた気がした
風に飛ばされそうな
深い春の隅で
誰にも見せない顔を見せて
君の手が触れていた指を重ね合わせ
間違いか正解かだなんてどうでもよかった
瞬く間に落っこちた青い靄の中で
君じゃなきゃいけないと
ただ強く思うだけ

引用:作詞作曲プロデュース米津玄師
菅田将暉「まちがいさがし」



菅田将暉

四畳半の個室で
「自分は間違い探しの間違いの絵の方に生まれたのかもしれない、
でもだからこそ今目の前の人との出会いがあって・・・」と。
米津くんからこの曲の意図を聞いた時に
生きている中で何となく不安だった
自分にしかわからない気持ちに
名前をもらったような気がしました。
きっとそれは、この文章を見ているあなたしかり、
境遇は人それぞれだからこそ、
その人自身にしかわからない
苦しいものが必ずあると思います。
その気持ちはひとりのものであり、
形は違うけどみんなもっていて、
対象者がいることで
自分の存在を肯定することができる。

そのあたたかさを軸に、
大事に歌わせてもらいました。
救いでも祈りでもない集い。
「まちがいさがし」に、
僕は出会えて幸せです。

公式サイトより引用(reissuerecords.net

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米津玄師さんが、菅田将暉さんのために作ったとされる【間違い探し】

かなりリスペクトしている菅田さんのために

集中してできた作品が素晴らしすぎて、

PVも全て、菅田将暉さんの良さが表現されていて、最初の出だしだけでも涙が出てきてしまいます。

米津さんは、20歳を過ぎてから高機能自閉症と診断をされたようで、ご自分で話されていましたね。

「高機能自閉症とは、3歳位までに現れ、①他人との社会的関係の形成の困難さ、②言葉の発達の遅れ、③興味や関心が狭く特定のものにこだわることを特徴とする行動の障害である自閉症のうち、知的発達の遅れを伴わないものをいう。また、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。」

と定義されています。

学習障害のない自閉症。

こだわりが強く、好き嫌いがはっきりしているので他人とぶつかってばかりの場合もあれば、

ぐっと我慢して口数が少ない子もいますね。

発達の面では集中力もあり

人より才能豊かな部分が飛び抜けている人も多いです。

トムクルーズさんや、小柳徹子さん、長嶋茂雄さんも公表されていますよね。

昔と違って今の子たちは、

人と違っていても

自分の得意を最大限に活かせる場所がたくさん

あっていいなぁって思います。

学校でちょっと浮いちゃっても

人と同じことができなくても、自分の得意を一緒懸命に没頭できる場所がたくさん子供にも与えられています。

米津玄師さんや菅田将暉さんのように、

才能豊かな人が素晴らしい作品を作ってくれる中で、多感な時期の子達がしっかりと受け取ってくれて、希望ある未来に進めたらいいなぁ

と、しんみり。

パーフェクトワールドのドラマも良かったなぁ。

菅田将暉さんの歌がマッチしすぎていて涙止まりませんでした。

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主演の2人の演技も素晴らしかったですが、

父役の松重豊さんや他の方もそれぞれすごくよかった。



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