2021年7月8月の仕事と雑感(夏の合併号)
8月も終わるというのに7月も振り返っていませんでした。というわけで、そもそもこの振り返りを参考にさせていただいている井上マサキさんのご提案を受け、2ヶ月まとめて、でも長くなるので厳選して振り返ります。
この間に松坂大輔が引退し、オリンピックが終わり、夏の甲子園も伸びに伸びたけれども終わり、パラリンピックが絶賛開催中です。こう見ると、さすが多くの人が「人生の節目になる」と言っていた“2020年の夏”って感じですね。いろいろ考えさせられます。
■「松坂世代」を語る!
スポーツアナリスト金沢慧さんにお誘いいただき、ライター・編集者の田澤健一郎さんとともに「TALKING MY HERO | WHAT'S “MATSUZAKA GENERATION” | 「松坂世代」が与えた衝撃」と題したトークライブに参加させていただきました。
私は、報ステでも取り上げた「松坂世代の現在地」の企画背景、スポーツ文化史的に見た松坂世代(というか、松坂大輔)についてアレコレしゃべりました。YouTubeでご覧いただけますので、お時間のあるときにでも。
ここから何か、企画になる気がするんですよねぇ。
■週プレ
そういえばこの間に大谷翔平のホームランダービーという歴史的な出来事もありました。事前企画で、ホームランダービーの目線、大谷のホームラン王への課題、などをお股ニキさんの分析とともにまとめています。
この記事に書いた「ホームランダービー出場者はその後に打撃のメカニズムが狂って苦労する」という通りの結果になっているなぁ。
そして今度は同じく週プレで「投手・大谷」企画が掲載される予定です。
そして、7月中旬にはプロ野球の前半戦総括記事。セパを1位で折り返した阪神とオリックスを中心にまとめていますが、まさかこんなに早く阪神が首位陥落するとは……。
その他、『高校球児ネクスト怪物名鑑』『プロ野球後半戦のキーマンは?』などの記事を書いております。
■昭和40年男
オリンピック開幕直前に出た「1984年特集」でスポーツネタを2本書いています。まずはロス五輪。玉木正之さんの解説を交え、迫る東京五輪との比較論を書きました。バッハさん来日に合わせて「初代ぼったく男爵は誰か?」という視点でも考察。
本文でも紹介した“五輪を変えた男”ピーター・ユベロスの言葉をここにも追記しておきます。《ロサンゼルスが悪いのではない。ロサンゼルスの方法を表面だけ真似した人たちがオリンピックの姿を変えてしまったんだ》
「1984年特集」のスポーツネタもうひとつは恒例、忘れじの高校球児。「甲子園の選手宣誓を変えた男」福井商の当時のキャプテン坪井久晃さんに話を聞いています。選手宣誓を変えた、と言っても、現代と比較するといたってシンプルなのがとても興味深いです。
そしてこの雑誌が発売された翌日に、記事の舞台でもあった福井商野球部が新型コロナ感染のため、高校野球県大会を出場辞退……。なんとか甲子園決勝まで終えられたことにホッとしています。
■おかやまニュースの時間
月1で出ているんですが、今まであまり触れていないので。
そのときどきのスポーツネタのここにきてようやくネタの内容についてリクエストをいただけるようになり、番組MCの坂俊介アナとも喜んでおります。
あまりタメになる内容じゃない気もしますが、スポーツの時事ネタについて、ネタ目線で楽しくおしゃべりさせていただいてます。基本的には第3水曜、18時15分頃からの出演です。リクエストお待ちしておいります。
■夏の甲子園関連
高校野球関連もいろいろ無署名の記事を書いたりはしてるんですが。
J-castというサイトで、今年のトピックスでもある日程問題についてコメントしております。
日程問題、あれやこれや言われていましたが、この異常な雨のなかで今年の関してはすごくよく対応していただいたな、という感想です。日程消化ありき、ってそりゃ日程消化を一番に考えるでしょ。球児が試合をできる環境をつくりたい、という思いで。あと、「なぜ甲子園ありきなの、ドームでやれよ」という意見もまだまだ多くて、この辺は高野連の説明不足だよなぁと。
これほどの長期間、使用料無料で使えるマンモス球場が日本のどこにあるんだよ、という話ですよね。
■構成として:『スポーツ伝説』『チャレンジドアスリート』『報ステ』、ロバート山本『パパになりました』
そういえば、報ステにこの間、山が2つ登場しています。「MLBマウンテン」と「栗山モンブラン」。ニセンアンダスゥ山脈復活でございます。
このほかにもいろいろあったんですけども、長くなるしもうだいぶ前のことも多いのでこのへんで。
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