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本、おすすめしちゃう。

私だからさ、
きっと言葉巧みに伝えられないと思うんだけど、
おすすめ、しちゃう!
だって素敵な本に出会えたから!(テンション)

読み終わってからしばらく呆然としたこちら

「常設展示室」 著:原田マハ

(この見切れてる椅子からして)
(サイゼリヤだね)
(ってわかったらすごい)

本屋を巡るのが最近の趣味で、
まだ読んでいない本が家に数冊あるにも関わらず
素敵な本に出会えないかしら、という期待が膨らんで
ついつい覗いちゃうんですけど

ずっと気になっていたけど読んだ事のなかった
原田マハさんの作品で
聞いた事ないタイトルだなと手に取って
上白石萌音さんのこの帯のコメントを見てまんまと購入、
読もうと思っていた本の順番を繰り上げて
この本を読み始めました

"美術にまつわるお話で"
"短編集らしい"

程度の情報しか無く、
淡々と読み始め
一つ目の短編を読み終わった時
電車内で泣いてる自分がいて

(え待って、そんなつもりで読んでなかった)

と電車内で読み始めた自分を恨みつつ
残りのお話はじっくり丁寧に読みました

(後半はサイゼリヤで読んでるけどな)

本当に、良かったです。
読み終わった時、マスクに吸い込まれていく涙を拭いもせず呆然としてました

(そして何事も無かったかのように)
(真顔で化粧室へ向かう私)


でもこれ勘違いして欲しくないなぁと思うのですが

"泣ける本!だからオススメ!"

って事でも無くて

エネルギッシュ!とかドラマティック!
というよりは
読者と共に歩いてくれるような、
そんな素朴な文体に感じるのに

一文に胸を締めつけられて
凄く共感して
一緒になって後悔して

短編なんだけど、長編と思える程
一つ一つのお話に感情移入して

そういう体験ができる本だなと思ったのです


だから、家族友人大切な人に
読んでもらいたいなぁ
なんて思ったのです

どうしよう予想通り上手に伝えられない(ピィ)

上白石萌音さんの解説が載ってるんですが
これでまた泣いた。

上白石萌音さんの言葉、
すーごい。
すーごい伝わる。(語彙力)

元々好きだったけどファンになって、
曲聞いて帰りました(単純)

何度でも読んで噛み締めたい本に出会えて
嬉しいなぁと思った今日だったのでした。

と、余韻を感じつつ、
台本を読んでから寝ようと思います

皆さんのおすすめの本も知りたいな。

へへ。(急に照れた)

それでは皆さん
おやすみなさい、またあした

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