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シャニマスのアイドルの誕生花一覧

 誕生花(たんじょうか)は、生まれた月日にちなんだ花のこと。シャニマスのアイドルたちにはそれぞれどのような花が宛がわれているのか気になったので、調べた結果を記述する。
 なお、各草花の姿は各々で調べていただきたい。

参考資料:
「決定版 誕生花と幸せの花言葉366日」(徳島康之/監)主婦の友社、2012

櫻木真乃:ビジョナデシコ

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 4月25日生まれの真乃さんはビジョナデシコ。ヒゲナデシコとも言う。花言葉は「あなたは完璧」。ちょっと意外だ。ビジョナデシコは背丈の高い植物で、この誕生花の人は芸能人タイプだそうだ。強い決断力が求められるのだとか。しかし、真乃さんはほわほわしているようで芯があるから、そういう面を表しているのかもしれない。

風野灯織:チューリップ(赤)

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 3月4日生まれの灯織さんはチューリップ(赤)。青イメージのキャラクターなのに意外だ。花言葉は「永遠の愛」とこれもまた意外?しかし、赤いチューリップに表されるのはバチバチの向上心と少しとぼけた人柄だそうで、クールな性格に反して要所で愛されるズレた一面は確かにキュートなチューリップかもしれない。

八宮めぐる:バーバスカム

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 7月22日生まれのめぐるさんはバーバスカム。あまり聞き慣れないが、どうやら結構ふつうに生えている、帰化植物らしい。花言葉は「臨機応変な態度」。環境の変わることの多かっためぐるさんは臨機応変と言えるだろうか。なお、この誕生花の人は目に魅力があるらしい。めぐるさんの碧眼は確かに魅力的だ。

月岡恋鐘:ハナカイドウ

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 2月25日生まれの恋鐘さんはハナカイドウ。樹木性の花で、ウメにも似ている小柄に咲き誇る花房だ。花言葉は「美人の眠り」。直球だ。寝ている恋鐘さんを表しているのだろうか。しかし、ハナカイドウは美人のような艶と評されることもあれば、子どもらしいかわいらしさと言われることもあるそうだ。もしかすると「まだ眠っている=表に出ていない」美人、ということかもしれない。どのみち芯は美しいのだ。

田中摩美々:バーベナ

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5月24日生まれの摩美々さんはバーベナ。別名はビジョザクラ。花言葉は「家族の和合」。摩美々さんは自分のことを「甘やかされて育った」と評していたが、裏を返せばそれは家族から、優しさをとても大事にされてきたということかもしれない。この誕生花の人はデキるタイプで、少し神経質で尖ってしまうらしいが、摩美々さんはそうでもない。これは育ってきた環境のせいか、はたまた今の環境のせいか。

白瀬咲耶:ローダンセ

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 6月27日生まれの咲耶さんはローダンセ。キク科で花は小さく、背が高い。花言葉は「温厚」と、咲耶さんの人柄に合っている。ローダンセに表される人は、他人の気持ちを察して的確に動ける人だそうで、周囲に頼りにされるそうだ。咲耶さんといえば深紅一輪のバラのイメージが強いが、その本質はつつましやかな小花なのかもしれない。

三峰結華:パンジー(紫)

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 1月16日生まれの結華さんはパンジー(紫)。これは鉢植えでお馴染みだ。花言葉は「愛の使者」。この誕生花の人は生まれつき感性が鋭く、好きなものにはぐんぐんと取り組んでいくタイプだそうだ。結華さんは自分がアイドルでもあり、同時にアイドル好きでもある。ありふれていた小路の花こそが一番の名花だったというのは、確かに彼女のシナリオらしいかもしれない。

幽谷霧子:ピレスラム

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 9月23日生まれの霧子さんはピレスラム。もしかしたら除虫菊と言った方がわかる人がいるかもしれない。蚊取り線香の原料だ。花言葉は「忍ぶ恋」。恋はさておき、アイドルに勉強、病院の手伝いと様々なことに丁寧に取り組む霧子さんの忍耐は確かなものだろう。ピレスラムに表される人は思慮深い人。不思議系の彼女の頭の中では実は、我々には及びもつかない考えで満たされているのかもしれない。

小宮果穂:ナスタチウム

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 7月29日生まれの果穂さんはナスタチウム。黄~赤と、小粒ながら鮮やかな花弁が美しい花だ。花言葉は「愛国心」。果穂さんがどうかはわからないが、国に限らず帰属意識が強いと考えてはどうだろうか。ユニットや事務所の人たち、家族や友達のことをいつも大事にする彼女の心は確かに愛に溢れているだろう。ナスタチウムは食用に用いられ、ピリリと辛味がある。ちょっと刺激的な味わいは、元気いっぱいに挑戦し続ける果穂さんのアグレッシブさを思わせる。
 この誕生花の人は見た目を気にする気取り屋だそうだが、これについてはどうかわからない。一見そうは思えないが、ヒーローごっこでは迷わず自分がヒーロー役になり、他の人には悪役を頼むなど、少なくとも自分の身を引いて相手を立てるタイプではないようだ。ひょっとすると将来は、ちょっと近寄りがたい美女になる可能性もある。それが必ずしも悪いとは言えないが、なにぶんまだまだ小学生であるから未知数の部分は多い。しかし、彼女を取り巻く人々を見る限りでは、あまりそのようなタイプになるとは想像できない。ともかく、彼女が思い描いた理想のヒーローの姿だけは忘れないようにと願うばかりだ。

園田智代子:アイスランドポピー

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 2月24日生まれの智代子さんはアイスランドポピー。淡い色合いのふんわりとした花弁が特徴だ。花言葉は「なぐさめ」。智代子さんといえば、自身が無個性だと悩む一方で、周りからはその気配りに一目置かれているやさしい人だ。そういえば、仕事で失敗したプロデューサーを追いかけ、そっと傍にいてやるようなコミュもあった。智代子さんは派手な見た目ではないものの、さりげなく咲き誇る存在感がある人なのだ。

西城樹里:カラー

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 11月26日生まれの樹里さんはカラー(オランダカイウ)。全く聞きなれないが、お祝いにも用いられるかなり変わった形の花だ。赤、白、黄、なんと黒まで、カラーの名の通り(?)花色が多様だ。花言葉は「凛とした美しさ」。樹里さんはその髪色から、一部では不良なのでは?と噂されることもあったようだ。しかしその実は誰よりも他人を思いやるやさしさ一等賞であり、彼女のファンはそのギャップに心打たれていることだろう。周りの目よりも自分のスタイルを大事に堂々とするその姿は、確かに美しい。

杜野凛世:エンゼルトランペット

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 10月19日生まれの凛世さんはエンゼルトランペット。インパクトのある花なので、一度は見たことがあるのではないだろうか。花言葉は「遠くから私を思って」。これはかなり意見が分かれるところだ。凛世さんはひそかに(?)プロデューサーを思う人。しかし、アイドルとプロデューサーは決して結ばれることは無く、凛世さんは鳴かぬ蛍が身を焦がすというものだ。一方で、凛世さんがプロデューサーから思われたがっているかというとどうだろうか。傍にいられるだけでいいという凛世さんの本当の気持ちは、恐らく彼女自身にも分らないだろう。

有栖川夏葉:ペチュニア

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 8月16日生まれの夏葉さんはペチュニア。あなたが小学生のとき育てた花はペチュニア?ベゴニア?花言葉は「君といると心なごむ」。ペチュニアに表される人は努力や根性を好み、目標に向かって一心に突き進む人。夏葉さんにぴったりだ。そんな夏葉さんは勝気な発言が多い一方で、ふとした瞬間に放課後クライマックスガールズのメンバーやプロデューサーへ隙を見せることがある。はたして君というのは誰にとっての誰なのか。深入りは悪い気がする。

大崎甜花・大崎甘奈:ブルーデイジー

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 12月25日生まれの大崎甜花・甘奈姉妹はブルーデイジー。ルリヒナギクとも。花言葉は「純粋」。キク科の花らしくつつましい姿だ。甜花さんと甘奈さんは同じ誕生日といえども性格が大きく違うので、ひとえに述べるのが難しい。そういう意味ではこの花言葉は助かる。まるで正反対な二人だが、お互いを一心に信じる純粋さは誰もが認めるところだからだ。甜花さんは誰にも頼らず、自分の力だけで成し遂げようとしたり、そんな甜花さんを見て複雑な気持ちになる甘奈さんがいたり、気持ちはジグザグするだろうが、中心にはずっと絆があり続けるだろう。

桑山千雪:ニゲラ

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 4月18日生まれの千雪さんはニゲラ。葉っぱが糸のように細い少し不思議な花だ。花言葉は「夢の中の恋」。確かに、千雪さんはけっこう夢見がちな性格ではある。また、何かに熱中する気持ちを恋に例えるなど、ロマンチストな面はまさしくニゲラらしいようだ。なお、ニゲラのような人は結婚しても恋にあこがれを持つそうな。彼女がどういったプロセスを踏んでいくかは未知数だが、意外と波乱のある人生かもしれない。
 ちなみに、アルストロメリア(花)はユリで、ニゲラはキンポウゲだ。

芹沢あさひ:サイネリア

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 1月4日生まれのあさひさんはサイネリア。フウキギクとも。春の花で、寒さに弱い。花言葉は「悩める思い出」。サイネリアに例えられる人は、飾り気のない態度が特徴。感じたとおりに発言するため自分勝手と思われてしまうことも…いやはや恐れ入った、確かに芹沢あさひはサイネリアだ。一部では、彼女が人の目を「気にしない」ようになったのには因縁があるとかないとか。裏表のない彼女のもう一歩先には、実はそんな思い出があるのかもしれない。

黛冬優子:アベリア

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 12月4日生まれの冬優子さんはアベリア。別名はハナゾノツクバネウツギ、生け垣に用いられる低木である。花言葉は「謙虚」。野心的にトップを目指す彼女には似つかわしくないように思えるが、つまりは普段、どちらかの人柄が息をひそめていることの例えではないだろうか。この花に表される人はちょっと短気で怒りっぽいが、怒りはさっぱりとしているそうな。リーダーに向いており、人を束ねる能力があるという。

和泉愛依:マツバボタン

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 8月2日生まれの愛依さんはマツバボタン。花言葉は「親を思う気持ち」。愛依さんはイケイケギャル(死語である)だが、W.I.N.G.の舞台に家族を呼ぶなど収まるところには収まっている。また、幼少期は近所の婦人から習字を習っていたり、友達も多かったりするところに人懐っこさが表れている。そのうち彼女と家族のより具体的な描写が追加されるかもしれない。いや、してほしい。

浅倉透:フリチラリア・インペリアリス

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 5月4日生まれの透さんはフリチラリア・インペリアリス。必殺技ではなく、フリチラリアという花のインペリアリスverという意味だ。背丈は1メートルと大きく、その上部に下向きの大きな花を咲かせるとても個性的な花だ。見た目のインパクトでは透さんと近い。花言葉は「天上の愛」。ポーカーフェイスなようで実は乙女チックな透さんの胸中か。さすがに天上=ジャングルジムとまで結びつけてしまうのは早計と思うが。

樋口円香:チョコレートコスモス

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 10月27日生まれの円香さんはチョコレートコスモス。濃赤色で甘ったるい香りのする妖艶な花だ。花言葉は「恋の終わり」。これについては危険な香りがするので詳細を省いても許されるだろうか。まだプロデュースしていないのであまりいろいろ書けないというのもある。ちなみに、この花に表される人はいわゆる「魔性」。人を惹きつけもするし、また人から厭われることもあるそうだ。

福丸小糸:アジアンタム

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 11月11日生まれの小糸さんはアジアンタム。熱帯の花…ではなく、観葉植物だ。花言葉は「天真爛漫」。腰が引けがちな小糸さんとは少し違う気もするが、幼馴染と同じ道を行きたくてアイドルに飛び込んだ行動力はそうとも言えるかもしれない。アジアンタムのような人とは内弁慶、外面はいいが中ではわがままなきらいがあるという。おや、意外と小糸さんらしいかも?

市川雛菜:イキシア

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 3月17日生まれの雛菜さんはイキシア。花言葉は「団結」…皮肉だろうか。彼女は徹底した個人主義で、必要以上に誰かと行動を合わせて自分に遠慮するということは決してしない。しかし待ってほしい、ここで必要以上、というのがポイントだであり、つまり必要であればきちんと協力や分担ができるタイプであるのだ。変革しつつある現代では、従来のつるみ方よりも、個々を生かしつつお互いを殺さないチームワークが大事とされる。雛菜さんはその意味で確かに「団結」は得意なのかもしれない。

 いかがだっただろうか。誕生花や花言葉は、突き詰めてしまえば誰かが勝手につけたものだが、それでも人間一人一人に似合ったり夢を与えたりしてなかなか趣がある。たまにはこういった緩い切り口から、さらなる彼女たちのリアルを考えてもよいかもしれない。

まんがを読んでくださいね。