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天峰秀、俺と友達にならないか

今日は朝からランニングをして調子が良かった。絵もいっぱい描けて楽しかった。

例えばこの果穂さん、いつもより多くの人に見てもらえた。

なかなかいい雰囲気に描けているのではないだろうか。新しい線の引き方・色の塗り方が上手くはまってくれた。果穂さんの愛らしさが表現できたようでうれしい。

それから、今日は新しい挑戦をした。「アイドルマスターsideM グローイングスターズ」(サイスタ)というゲームを始めたのだ。俺のスマートフォンは大した性能がないのでプレイするたびに熱暴走しそうになるが、なんとか遊べている。

気持ちのいい男たちが登場、気持ちのいい形。315プロダクションは新規の芸能事務所のわりに、はじめから46人+3人ものアイドルを抱えていて面食らった。みんな眉目秀麗で、冴えない男代表みたいな俺には別種の生き物に見えて、少しばかり落ち込んでしまった。

特に、ロードで画面が真っ暗になるたびに自分の顔が映るのが嫌だった。休日は髭も剃らないから、むさくるしい。

このままではプレイに支障が出るので、女性Pのアバターを作った。安価で(=アンケートで)。楽しかった。以後、あたしのサイスタはこのむにゃむにゃP♀がプロデュースをしているということになっている。

あたしの目を引いたのは、天峰秀(あまみね しゅう)という高校生──もとい、生徒会長アイドルだ。天才だが、孤高ではない。優れている自分を認め、ありのままに人生を謳歌しているように見える。だがしかし、どんな人間にも影はあるもので、彼は「親友」なる人物と何かがあって、一つ心がささくれているみたいだ。その先のストーリーはまだ読んでいないのでわからないが。

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天峰秀。あたしの絵で恐縮だが、まあ要素はおおむね合っているから勘弁してほしい。シャニマスと違ってスマートフォンでプレイしているとスクリーン・ショットが取りづらいのだ。

彼は天才で、自信家だが、年相応にあどけないところもあるとみた。祖父と親しいのも好感がもてる。

出会ったときのセリフがこれだ。なんだかもう、クセがあって面白い。それでいて、決して嫌な奴ではない──むしろ、周囲をちゃんとみて、協働しようとする姿勢にあふれているから、かなり好感がもてる。

シャニマスの小宮果穂さんは、俺にとってのヒーローだった。遠い存在で、つい拝んでしまうような、北風と太陽の太陽みたいな、ともすれば危ういほどに俺を魅了する。

天峰くんは、そうではない。なんだこいつ、おもしれーやつ。距離感。心地よい。天峰秀、俺と友達にならないか。あたしはそう思った。

気づけば俺の日常はアイドルでいっぱいだ。ふとくじけそうになるときもあるけれど、一生懸命に「仕事」をするアイドルをみると、不思議とわずかでもポジティブな心持ちになってくる。

イラスト、音楽、システム、声優さん、数えきれないほどのスタッフ──「アイドルマスター」は、想像もつかないほど多くの「仕事」が複雑に組み合わさってできている。わがままかもしれないが、俺は今の「アイドルマスター」が、このバランスのまま、どうか崩れないでほしいと切に願っている。

明日からはまた仕事。俺の仕事も、どこかでアイドルマスターにつながっていたら、いいな。

(大口むにゃむにゃ)

まんがを読んでくださいね。