【マラソン】ふくい桜マラソン2024走ってきました
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ぴーなすです
3月31日に行われた『ふくい桜マラソン2024』を走ってきました。今シーズン5本目のフルマラソンです。
第1回大会、しかも福井県では初のフルマラソン大会ということで、街全体で盛り上げている雰囲気がありました。
大会プロデューサーが大迫傑選手ということもあり、男子サブ10や女子サブ35チャレンジや賞金など、市民マラソンでありながら、選手育成面でも力を入れているなという印象の大会です。
立川シティハーフマラソン2024
東京マラソン翌週の3月10日には立川シティハーフに参加しました。レース3週間前ということもあり、ここでの調子がひとつ重要になってくるのかなと思います。
結果としては自己ベスト更新でした。今シーズンはハーフのタイムがあまり出てなかったので嬉しかったです。内容としても後半ペースアップできた点がよかったですね。
調子良く福井に繋げることができました。
レース前日
前日にかがやきにて福井まで。開通したてということもあり、車内は結構混んでましたね。
約3時間で福井に到着。速く一本で行けるのはやはり楽ですね。初の福井駅。あっちにこっちに恐竜がいました。
昼食後にゼッケンを取りに行きます。会場までは約20分歩くか、シャトルバスも出てますのでアクセス面での心配はありません。
エキスポも出てますが、規模はそこまで大きくありませんので期待しないように。
レース当日
当日は3時に起きて軽く3km程度走りに行きます。日も出ていない時点で気温が結構高めで、今日も暑くなりそうな予感がしました。
ホテルに戻り朝食。スタートが8時半ということで4時間前の4時半ごろに食べ始めます。
敦賀から福井まで電車で50分ほどの移動。敦賀発なので座れるのがありがたい。
7時ごろ会場着。更衣室は立体駐車場。陽が入りにくく、当日はそこまで寒くなかったですが、気温が低い日はかなり冷えそうな場所です。もちろん外の広場で着替えてもいいですが。
また、会場周辺一帯は交通規制で車がいないため、アップできそうな道路が数多くあり、ジョグや流しには困らなさそうな印象でした。
レースプランとしては、2時間38分あたりを狙うか、女子サブ35の集団に行けるとこまで着いていく、どちらにしようかなぁというところ。3’43”/km辺りで入り、いけそうならペースアップ。サブ35の集団を見つけたらそこに着くというプランで挑戦する事にしました。
シューズはメタスピードエッジパリ。ポイント練習で3回使用し、レースでは初使用です。前足部の厚さもあり、何より軽いので後半も脚が残りそうな印象です。
レース内容
スタートセレモニーで大迫選手の姿を拝見。走っていない大迫選手を見るのは初めてです。
しかもここで、なんと大迫選手がフルマラソンを途中まで走られるということがサプライズ発表されました。もちろん会場からは驚きの声が。非常に嬉しいサプライズです。
どこまで行くのか、どれくらいのペースなのかはわかりませんでしたが、あわよくば一緒に走れたらという気持ちで、スタート前からますますテンションが上がります。
8時30分に第一ウェーブスタート。
スタート時は結構混んでて他の大会よりもなかなか前に出づらかったように感じました。Aブロックでもタイム範囲が広いのかもしれません。
スタートは多少オーバーでも走りやすいところまでささっと行き、なるべく早めに自分のペースに持っていきたいところ。2km通過がだいたい7分30秒ぐらいだったで出だしはいい感じに入れました。
そこから集団に着くことなく前へ前へと走っていたら、3.6km辺りで10人ぐらいの集団を発見。ペースも今のリズムに合ってそうだったので着こうかなと思ったら、なんと先頭が大迫選手でした。やたらと綺麗に集団作ってるなと思ったらそーいうことね。五輪選手の集団で走れることなんてまずあり得ませんから、もちろん着かせていただきますよと。
ペースも綺麗に3’40”/kmで刻んでいてとても走りやすかったです。ここで呼吸を整えることができました。
後ろから見させていただいた大迫選手は、とにかく顔も小さくて線もスラっと洗練された体つき。フォームも当然綺麗ですし、軽やかなフォアフット。こんな間近で走りを見れるなんて感動するのはもちろん、まさか大迫選手の引っ張りで走れるなんて夢のようでした。
10km手前で大迫選手が離脱。10kmラップが18分15秒。約6kmの集団走でしたが、本当に気持ちよく走らせていただきました。感謝の気持ちを込めて、走りながら拍手を送らせていただきました。
作っていただいたリズムを力にここから行くぞ!と思ったら目の前に女子サブ35の集団を発見。まさかここまで引っ張るのが目的だったのか!と思うような展開。さすがすぎます。
そこからも集団の力を借りて淡々とレースをこなします。15km、20kmのラップはともに18分9秒と非常にいいペース。身体もかなり楽で、7割ぐらいの出力で押している感覚でした。集団走の効果を実感します。
1回目の補給は15kmで摂りました。プラン通り。
普段なら15kmまでにトイレに行ってましたが、今回は我慢できそうなぐらい集中できていたのと、集団から離れるべきではないと思い、トイレには行きませんでした。
ハーフ通過が77分5秒。まだまだ体力的には余裕。この辺りからレース後半をどうしていくかを考えだします。
ひとつは2回目の補給をいつ摂るか。東京マラソンでは摂るのが遅かったように感じたため、今日は1回目から10km後の25kmと、1回目から1時間後の30km辺りの2回に分けて摂ることにしました。
もうひとつはこのままペーサーに着いてゴールするのか、どこかでペースを上げるのか。
体力的にも余裕がありそうだったのでペースアップする方向で考え、どこで飛び出すのかを慎重に検討します。結局、37kmで上げようと思い、そこまでしっかり力を溜めて走ることにしました。
30km通過、1時間49分44秒。だいたい23秒の貯金。身体的には若干の余裕はあったのですが、35km辺りで少しキツさが出てきました。予定では37kmでペースアップをするところでしたが、ここは安全を見て40kmまで集団でしっかり耐えて、ラスト2kmで勝負するプランに変更。
35km過ぎぐらいで集団で走っていたエディオンの安選手が後退。ペーサーの2人が安選手のサポートに入り、同じくペーサーのくれいじーかろさんが引き続きサブ35を引っ張ります。
かなり息も上がってる私を感じてか、離れないよう、かろさんが終始声掛けしてくれていました。
36kmを過ぎた辺りで、かろさんが「3’42”/kmペースでギリ35分切り」とおっしゃったのを聞き、「まだしっかりとしたペースで頑張らなあかんのか...わりとキツイな...」と動揺してしまい、気が緩んだ一瞬で一気に脚が重くなりました。
平地はなんとか耐えてはいたのですが、37km過ぎの坂で一気に離されてしまい、そこからは3’50”/kmが精一杯になってしまいました。
とにかくキツくて歩きたいほどでしたが、サブ35をまだ諦めたくないという想いがそれを許しませんでした。2回目の坂でも失速しながらも脚は止めず、ラスト1kmは腕が痺れながらも懸命に脚を動かしゴールへ向かいましたが、ゲートを目前に時計は35分を超え、2時間35分11秒でゴール。青太から約4分弱の自己ベスト更新。
終わった後、本当に悔しい気持ちが込み上げてきました。その時は必死でしたが、終わった後は「なぜ最後粘れなかったのか。なぜ出し切れなかったのか。」と、自分を責めずにはいられませんでした。
ゴールではアイドルグループ『さくらいと』の彩葉わかなさんと神楽ひよりさんがお出迎え。お疲れ様の言葉とともにハイタッチもしていただきました。
手荷物預かりの長い道ではボランティアの方々がずっと声をかけてくれました。預ける時は自分の場所が遠いなぁなどと思っていたこの道も、この時は本当にありがたく思いました。
反省点と大会の感想
全体通してレース内容自体はそこまで悪くなかったですが、ペーサーに着いたまま後半で貯金を使う展開ではなく、ハーフ過ぎにしっかりペースアップして自分でレースを作っていく方がよかったのかなと思います。安全なプランを求めてしまった、弱さが出たレースでした。
単独走が苦手ということもなく、1人でもしっかり押していくことができるタイプだと思っているので、もっと自分を信じて果敢に挑むべきでした。
また、今回初めてトイレに行くことなく完走できました。朝はなるべく回数多くトイレに行くことでレース中は我慢できることがわかったので、今後も心掛けたいと思います。
エッジパリもレースでの相性も良さそうで、足指のトラブル等もなく、終始楽に走れました。今後も使っていきたいです。
大会の感想としては、非常にいい大会だったと思います。前日受付や当日の動線なども問題なかったように思いますし、コースも、多少カーブが多いように感じましたが、アップダウンはほぼなくフラットで走りやすいです。ラストに2回坂がくるのでそこだけ注意が必要。
初のフルマラソンということで沿道の応援も多くて、走ってて楽しかったです。今回は開花が遅れましたが、桜満開のレースを想像すると、そこも魅力になるでしょう。時期もいいですし、金沢とともに、北陸圏の人気大会になるだろうなと思いました。
来年以降どうなるかわかりませんが、大迫選手と走れるというだけでも参加価値はありそうです。(ペース帯が合えばですが)
来年以降もまた参加したいと思います。
お願いがあるとしたら、コカコーラ協賛なら給水にコーラを置いてほしいですね。
おわりに
一応自己ベストを4分弱更新できましたが、35分切りを目指してのこの結果ということで、非常に悔しさが残るレースとなりました。また来年リベンジしたいと思います。
今シーズンは残り長野マラソンのみとなりました。去年の長野は怪我をした状態でのレースだったので、今年は怪我なくスタートに立ち、最後まで全力で頑張りたいと思います。
それでは〜
読んでいただきありがとうございます!よければ「スキ」、Twitter等でのシェアをお願いいたします!