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何回目かのバンコク

大学卒業後、沖縄の企業で働いていた
その会社は、一年に一度5連休を取ることができた。のちに6連休取れるようになった。
当時の沖縄は国際線はとても少なく、飛行時間や滞在日数を考えて、
5日、6日で旅行できるのは、アジアがベストだった。
沖縄に住んでいる間は、アジアばかり旅行した。

特にいちばんよく行ったのはタイ(バンコク)。以前記事にもしたが、大学生の頃に一度行き、就職してからは多分3回ぐらい行った。記憶が曖昧だけれど、とにかく何回か行った。

なぜ何回も行ったのかというと、
毎回一緒に旅をする幼馴染と私、
2人ともの欲を満たしてくれるベストな場所だったから。

友人は
ビールが大好き。
マッサージが好き。
ショッピングよりホテルでゆっくり過ごすのが好き。

私は
ショッピングが好き。
コスメが好き。
マッサージが好き。


この2人は、どうやってバンコクで楽しんでたのかというと、、、
別行動。

朝ホテルの朝食を
居られるギリギリ(11時ぐらい)までレストランで過ごして、
その後わたしは街にくり出す。
友人は部屋に戻ってのんびり過ごす。

プールで楽しんだりもするらしい。
プールサイドでビールを飲んだり。

タイはアロマ系のボディケアのコスメショップが結構ある。
日本にも支店があって、もちろん現地なので半額ぐらいで手に入る。
沖縄にいたらお肌が乾燥することなんてないのに、
旅のテンションで毎回買い込んでしまう。
免税店をじっくり見たり、洋服雑貨を買ったりして、
夕方に街中で待ち合わせをする。

そこから2人で夕食➡︎マッサージ。

これを数日間。

幼馴染と、日本でたまに会うと海外に行きたいなぁという話になって、あの時楽しかったなぁとなり、
口を揃えて
『バンコク行きたい』と毎回言っている。いまだに。
沖縄のリゾートホテルでいいやんと言われそうだが、
やはり、外国というスパイスが最大の決め手。

外国なので少し気を張って街を歩く感覚とか、
英語でしかコミュニケーションを取れない非日常感とか、
そして、ほほ笑みの国と称されるタイはやはり何だか過ごしやすい。
それらがあってこその、バケーションの味わい。
私たちは、
これがもう忘れられなくなっているのだと思う。

蒸し暑い熱帯の、漂っている湿度の高い空気。
高級な高層ビルの風景を見ながら街を歩き、
傍らでは屋台が並んでいる。
わたしにとってのザ・アジアの風景。

幼馴染をまた誘ってみよう。

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