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ミャンマー〜タイの旅(3) 現地集合2

バンコクに着いてすぐ、街中まで出た。

この日は、同じ大学の友人4人と彼女たちの泊まるホテルで待ち合わせしていた。
2つ目の現地集合。

バンコクは、
飛行機で1時間程の距離なのに、ミャンマーとは大違いの大都会。
初めてのタイは、またまた京都とは比べ物にならないほどの大都会で圧倒された。


バンコク  モノレールの高架


海外のひとり街歩き初体験で、
かなりドキドキしていたけれど、
空港から街中に向かうバスも、
市内を走るモノレールも、
分かりやすくて快適で、
何も困る事なく移動できた。
むしろ都会すぎて、パックパッカー丸出しみたいな格好の自分は、ハイブランドの入ったショッピングセンター街では浮いていたと思う。


バンコク


重たいリュックを背負ったままで、
ウィークエンドマーケット(チャトゥチャックマーケット)で数時間お買い物を楽しんだ。
罰ゲームみたいな重さのリュックを背負いながらだったけど、
久しぶりのものが溢れるマーケットでのショッピングは楽しくて、数時間背負っていられた。

夕方ごろ、数百もの客室のある特大ホテルへ友人を訪ねて行った。
ここでも、きっと大きなリュックは浮いていた。
フロントで部屋に電話してもらい、友人たちと再会できた。かなりスムースに。

友達みんなもウィークエンドマーケットでお買い物を済ませてホテルに戻ったいた。
戦利品のお披露目をしたり、
おしゃべりをしたり、
タイマッサージへ行ったり。

ミャンマーでの飛び込みで交渉してゲストハウスで寝泊まりしていた旅から、
数時間後には急に大学生のキャピキャピの旅に様変わりした。

4人の中の1人が、ウィークエンドマーケットでスリに遭っていた。
バッグを切り裂かれて、メイクポーチを盗まれた。
スリは財布と間違って盗ったようだ。
バッグを切り裂かれていたということが衝撃だった。
財布は無事で、友達にケガがなかったのが本当に良かった。

前年に行った上海で、わたしは友人と一緒に乗ったタクシーで明らかに行き先とは違う方向の暗いところへ連れて行かれかけた事がある。
ストップストップと叫んで、
無理やり車を止めてドアを開けて逃げた。
トラブルに遭ったその時、とても落ち込んだ。

スリに遭った友達も、上海の時のわたしも、
1人じゃなかったから油断していた。

ミャンマーはあまりにも安全だったので、
しかもバンコクで友達と合流できた安心感で気持ちは緩みかけていたけれど、気が引き締まった。

その後数日、キャピキャピ旅をして、
友達4人は先に帰国した。


バンコク バイクタクシーのドライバー達
バガン 自転車タクシーの停留所

わたしは最後一泊だけひとりでホテルに泊まった。
久しぶりにひとりで泊まった。
コスパが抜群のバンコクのホテルは、
数千円だったけれどかなりの広さだった。
ベッドはキングサイズだった。
孤独を感じてしまって、急に臆病になって、
最後の夜は外出するのが怖くなった。毎日朝晩行ったタイマッサージへも行かなかった。
タイ最後の夜なのに、ホテルのレストランで洋食を食べた。

結局、ミャンマーでもタイでも、ほぼ1人じゃなかった。
それでも、少しだけひとり行動ができた事は自信につながったし、中国帰国後に習い始めた英会話がちゃんと力を発揮したので、現地の人とのコミュニケーションをすごく楽しめた。

それから、何のトラブルもなく、翌日無事に1人で日本へ帰国できた。

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