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【ストⅤ】噂の『早めグラップ』の仕組み

■『最強防御方法』として紹介された
 テクニックの詳細を説明します。

昨日、こんな引用リツイートをしました。

その時は明確に言語化出来ていませんでしたが
俺も地味に使っていました。
構造を理解すると超強かったです。

今回は『早めグラップ』の構造を紹介します。

(内容が分からない方は、本編を読む前に
カワノさんの動画を見る事をオススメします)

■つまり何をしているの?

簡単に説明すると

ガードに入れながら
起き上がり後の4F目にグラップ入力

これをしています。

通常『遅らせグラップ』と呼ばれる
テクニックは起き上がり後の7F目〜9F目に
グラップを入力します。

早めグラップは、遅らせグラップより
ちょっとだけ早めに入力する感じです。

見た目はただの遅らせグラップ
でも、性質は大きく異なります。

■何が強いの?

どんな行動に勝てるのかと言いますと

・重ねや暴れ潰しの打撃はガード出来る。
・通常投げは抜けられる。
・シミー(下がり打撃)は投げで吸える。
・垂直はガードが間に合う。
 (昇竜持ちなら対空出来る)

主に、この3〜4つに勝てます。

1つの行動でこんなに対応出来るって
めちゃめちゃ強いですよね?

打撃はガードする…。

投げはグラップする…。

シミーは投げてくる…。
知らないと一生ぼったくられそうです。

■実際、最強なの?

一応、起き上がり後の4F目〜8F目までに
打撃を当てれば対策可能です。

例えば、+2Fからの起き攻めなら
発生6F〜10Fの打撃で勝てますし
+3Fからの起き攻めなら
発生7F〜11Fの打撃で勝てます。

また、バクステで投げ自体をスカせますので
バクステからの打撃でも対策出来ます。

しかし、どれも最速暴れに勝てないので
比較的弱い選択肢を使わされる事になります。

相手に弱い行動を使わせる事が出来る分
他の選択肢も活きやすくなる、というのが
最強と呼べる理由だと思います。

Gの場合、起き攻めがだいたい+3Fなので
バクステ対策を兼ねた強P(発生11F)で対策可能

早めグラップを対策したい場合は
隙間の空いた打撃を使うことになるので
最速暴れに勝てなくなります。

■トレモで対策を調べたい場合は
 どうしたらいいの?

トレモのダウン復帰時レコード設定から
『ガードしながらの最速投げ』を
レコーディングします。

次に、ダウン復帰時再生設定で
再生前インターバル設定を『4』にします。

そうすると、ダミーが『早めグラップ』を
してきます。この状態で調べましょう。

設定はこんな感じです。

■最後に

早めグラップは、ワンガードバクステと同様に
入力が若干シビアなので慣れるまでは大変です

しかし、防御行動としてはかなり強いですし
使いこなせば他の選択肢も活きやすくなります

・防御に自信のない方
・垂直やシミーに狩られがちな方
・構造を理解して対策したい方

こんな方は、早めグラップを練習すると
より強い読み合いが出来るかもしれません。

みんながストⅤを楽しんで
少しでも対戦相手が増える事を願っています。

読んで頂きありがとうございました。
またいつか、お付き合い頂けますと幸いです。

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