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日々のつぶやき

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真実と和解の日とイマジンと

去年、BC州のカムループスにある寄宿舎学校跡地で215人の子供たちの遺骨が発見され、中には3歳くらいの子も含まれていたという事実が明らかとなり、カナダ全土に衝撃が走った。そして、今年から9月30日は「Truth and Reconciliation Day」の休日と制定された。 虐待、育児放棄、アルコール・薬物中毒など、寄宿舎学校が無くなった今でもカナダ原住民の問題は根深い。 カナダ原住民をルーツに持つ女性と出会ったことがあるのだが、彼女は鬱、薬物中毒、人と上手く関係を持

コンプレックスか魅力か

私は毛深い。 肌が浅黒くて毛深いのは南国出身ならではの悩みと思われるが、記憶を思い返してみてもこんなに毛深い友達はいなかったように思う。 高校卒業後、アルバイトで稼いだお金を脇の脱毛に全て費やした。当時、まだエステ脱毛は高額で、皮膚科での鍼脱毛。一本一本処理するのだから剛毛多毛な人には時間もお金もかかる。 数年後には1年で3万円という格安のエステ脱毛が出始め、30分程度の施術を4、5回繰り返すだけでほぼ完了し、時間とお金を注ぎ込んだ鍼脱毛は一体なんだったのだろうと毛深い

おーカナダ

一昨年のイベント「キッズマルシェ」で人気だったラー油を正式に販売しようと奮闘しているのだが、なかなか思うように進んでいない。 カナダは食品販売の規制が厳しいというのは聞いていたが、さらには物価、送料、税金がぼろくそ高く販売の道へのハードルが高くなる。こういった状況が国内のビジネスの競争力の低さを生み、クオリティが低いのに商品価格が高いという悪循環を生み出しているのだろう。small businessにとって、この状況は非常に厳しい。 カナダは社会福祉国で労働組合(ユニオン

幸せな時間

私は、寝ることが大好きだ。 一日の中で何が一番楽しみかと言われたら、絶対的に寝に落ちる瞬間だ。あのスーーっと沈んで行く時の感覚が最高だ。もちろん寝ることが得意だし、いつでもどんな中でも寝られる。 飛行機の中で幼い娘を抱きながら眠ってしまい、起きたら娘が消えていたという失敗エピソードもある。結局、娘は足元でスヤスヤ眠っていたのだが。わーぎゃー騒ぐ子供達に踏んずけられてもスヤスヤ眠ってる私を見て、よく寝られるなと夫にはいつも呆れられている。 そんな私は昼寝ももちろん大好きだ

もう一年。

2017年から始めた「おはなしおはなし」クラスを中止してから1年が経った。 3月にはバンクーバーでもCOVID-19が蔓延し始め、子どもたちのクラスは4月から全てオンラインクラスへと移行した。 有難いことに、オンラインクラスは考えていないのかとお問合せもいただいたが、正直どうにかして続けようという気力がもう私には残っていなかった。 「おはなしおはなし」は自分自身の海外での子育ての経験から、バンクーバーに住む日本人ママ達の拠り所になればと思い始めた読み聞かせクラスだ。

ランニングと人生

何事も長続きせず、無趣味な私が唯一続けていることがある。ランニングだ。 といってもたったの5㎞なのでランニングしてますと言えるほどの距離でもなく、ランニングサークルに入るほどの熱意もない。 45歳を過ぎた夫が何を思い立ったのかここ最近急に走り始めた。トラックを10㎞。走る度に新記録を更新することに味をしめ、ランニング熱は上がる一方だ。 ミッドライフクライシスと笑っていたが、負けず嫌いの私がむっくりと顔を出した。トラックで10㎞なら余裕だろと1月から走り始めた。 しかし

膣座薬とにんにく

41歳を過ぎた辺りから一気に身体の変化を感じるようになった。 疲労を感じている時に、これまでのように体力、気力で押し切ると膀胱炎で血尿になったりカンジダを発症するからこれまた厄介だ。 ここ最近、また膀胱炎の兆しがあったので気を付けてはいたのだが、カンジダを発症させてしまった。 カンジダというのはとても厄介で、身がもだえるほどの痒みを伴う。 バンクーバーでは、薬局で薬とクリームを薬局で購入できる。1day、3days、5daysのオプションの中から一番強いであろう1da