ウィッグについて

脱毛の可能性がある抗がん剤の投与が決まった際、すぐに浮かぶのが脱毛とウィッグをどうするか?ということだと思います。以下、ウィッグに関して記します。

〈脱毛のタイミング〉

・抗がん剤によるけれど、髪が抜け始めるまでは2週間くらいかかる場合も。完全に抜けるのにはもっと時間がかかる(一気に抜ける人や髪が一部残る人もいるし、ほんと人による)。

〈ウィッグの価格と質〉

・ウィッグにどこまでのグレードを求めるか?予算はいくらぐらいか?は人それぞれ
 →術前抗がん剤などであまり時間が無い場合も、焦りすぎず、安いウィッグから始めても良いかもしれない
・大手ウィッグ(レディーススヴェンソンなど)
 →手入れのしやすさからは人毛と人工毛ミックスが主流。セミオーダー(20-30万)やフルオーダーがあり、自然でフィットしたものが選べる。ただし、完成まで時間がかかる。来店必要。地毛のヘアカット(ベリーショートに)も行ってくれるところも。
NPO法人全国福祉理美容師養成協会(ふくりび)
 →人毛100%だけれどわりと安め(10万-)。来店必要。
・ネット通販→人工毛のものでも人気のものも多い。人毛のものもある。リアル店舗でお試しできるお店も。試着できるお店もあり。
・自治体によってはウィッグの助成金もあるので要チェック。

〈おすすめで聞いたことがあるところ〉

リネアストリアアクアドールブライトララアンベリールピンクエイジ、百合子ウィッグなどなど
・頭の大きい方は、エクステWigInBloomのLサイズも大きいのでおすすめ。

〈ウィッグのタイプなど〉

・帽子に縫い付けるタイプのウィッグや、上部がメッシュになっている帽子用ウィッグ(上に帽子を被るタイプ)もある(お店:鈴珠、アクアドールなど)
・ウィッグの髪の毛はカットするとだいぶ落ち着くことも。ウィッグを店舗販売するお店や、美容院でカットしてもらえたりする場合もある。
・頭囲には耳の上ぐるっとと、前髪生え際→耳の上→盆のくぼの2種類ある。このふたつのサイズが合うとしっくりくる。

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