慣らし保育を通じてみる、子供の価値観・自分の価値観

こんにちは、おぎしお(@ogi_shio)です。

GW明けの育休復帰にむけて、心と体を整えるために久しぶりにnoteの投稿をしてみました!

この時期は、育休を終えて、たくさんのママが様々な想いをかかえながら職場に復帰していますよね。私もそのうちの一人で「保育園に預けて働く」ということに対して様々な感情をもっています。

今回は久しぶりの投稿ということで「子育てと働くということ、そこに潜む価値観」みたいなことについて、書いてみようとおもいます。

子供には個性がある

まず、仕事復帰にあたって痛感したことのひとつが「子供にはそれぞれ個性があり、理屈で縛れないところがある」ということです。

頭ではわかっているつもりでいましたが、いざ子供と向き合ってみると「○歳ならこうなるだろう」「○歳だとできないだろう」みたいな考えに縛られて、見事なまでの十把一絡げ思考に陥っていることに気がつきました。

じっぱ‐ひとからげ【十把一▽絡げ】 の解説:
いろいろな種類のものを、区別なしにひとまとめにして扱うこと。また、一つ一つ取り上げるほどの価値がないものとしてひとまとめに扱うこと。

ーー改めて辞書を引いてみました。取り上げる価値がないとまでは感じずとも、世の中のデータにただただ当てはめるという行為は、そこに潜む価値と向き合っていない感じだなと。

自分自身「あれができるはず、こう動くはずだ!」と子供の意思を決めつけていたことろがあるなと反省しました。

実際に我が家でおきた出来事

実際に我が家でこんなことがありました。

私は1歳になる第2子の育休を2年間取得し、現在長女が認定こども園の年中組として通園しています。
昨年は年少組として園に通い、すっかり幼稚園生活に慣れてしまった娘は、延長クラスにいくを嫌がるようになりました。

「なんで、あの子はバスで帰るの?」「私もお帰りがいい」「おやつを食べ終わるまでには迎えにきて」など。

一方、1歳の子は最初こそ大泣きして水分を拒否していたものの、3週間もすると楽しく園に通いはじめました。去り際には「バイバ〜イ!」と言いながら先生に抱っこされてご満悦の様子。

予防接種で休ませた日には、上の子だけが園に行ったのが悲しくて自宅で大泣き。予想外の結果に、唖然としています。

2人いれば、それぞれに個性や価値が違います。上の子は3年間もこの園に通っていますが、それでも通園を渋ったりすることがあります。たった1ヶ月しか通っていない息子は、今のところ毎日楽しく園に通っています。

4歳ならわかってくれる、1歳は預けるのがかわいそう

世の中的には、小さな子供を預けるのはかわいそうという価値を持っている人が多いのではと思います。正直自分もそういう風に思っていた時期もありました。

しかし、我が家の場合「母親が働く」という事象に対し悲壮感が漂っているのは、確実に長女です。

ぜんぜん違う、子供によって全く違う。

だから「この歳になれば子供ってこうだよね、だからこれができるよね」というくくりではなく「この個性の子と一緒に暮らす上で、どんな選択・工夫をすれば気持ちよく暮らせるだろう」というようなことを考えていく必要性を感じています。

よりよく生きていくためには、なにが必要なんだろう

また、このような問題は子育てだけではなく、介護の問題にも通じることがあるかもしれません。病気の通院や、自身の心の問題が発生するなど、育児に限らず「こうすれば、働きやすい環境になるのに」という葛藤を持っている人は多いのではないでしょうか。

このように色々な課題に対して「数字だけでは測れない」それぞれの事情があるなと感じています。

私自身、育休中にユーザーリサーチというものを学び、そこに潜んでいる「価値」というものについて考えるプロジェクトに参加しました。

その中で「組織に参加している人」の価値についても興味を持ちました。

結局は、そのモノやサービスをつくりだすのは組織であって、従業員体験(EX)というのを向上させていかないと、モノやサービスに血流が届かなくなるような感覚を強く感じました。

例えば「その人はどんな生活をして、子育てのどんなことに悩み、どう仕事と向き合って生きたいのかな」とか。そういう課題について、真剣に考えていける組織というものに強く興味が出ているところです。

育休復帰に向けての意気込み

そんな風に「慣らし保育で自分がどのように子供と関わりたいか?仕事と関わりたいか?」ということを考えていくと、最終的に「組織とそこで働く人」にすごく興味を持っていることがわかりました。

だから今すぐ何ができるのだろうか?と言われるとパッと思いつかないし、実力も時間も不足しているような気がします。

しかしながら小さな一歩、小さな工夫の積み重ねでしか大きな変革は起きないと感じるところがあるので、まずは身近な工夫を重ねるところからスタートしてみたいなと思いました。

久々のアウトプットで文章にまとまりを欠いていることを痛感!また定期的に記事をかいていこうと感じました。

来週からの職場復帰、頑張ります!

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