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絶歌

『絶歌』という本はご存知だろうか
元少年Aの著書 『絶歌 神戸連続児童殺傷事件』

出版は被害者遺族に無断で行われたらしい。

この随筆は神戸連続児童殺傷事件とは全く関係はないが、タイトルは『絶歌』とさせて頂きたい。

今でも鮮明に思い出せる、2024年5月1日
B-29の様に無機質な雲が僕の地元を冷たく濡らした
時刻は午前7時50分を指していただろう
僕はいつもの様に仕事に行くために準備をして家を出た
雨が降っていたため傘をさしながら勢いよく家を飛び出した瞬間

ぐにゅ

と靴底を通して足に鈍い感触が…


もうね、もうね、
なにを踏んだかは確認しなくてもわかったわ、
辺りを見渡したら大量のナメクジが撒菱みたいにそこらに散らばってるんだもん!

当時の心境を青年A(僕)はこう語る
「わざとじゃない、ただ本当に誤って踏んでしまっただけ、足を上げて確認したら、まだ生きていたから怖くなって逃げた。被害者及び被害者遺族には大変申し訳なく思っている。」

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