【4/2桃屋杯優勝】パルキアVSTARデッキ

こんにちは、オギノです。今回は桃屋杯で使用したパルキアについての記事を書きました。

大阪で活動しているプレイヤーで過去の成績はシティリーグの優勝など、トナメ何度か、後はCL2019千葉にてベスト4になった事があります。


■初めに



今回の記事は4月2日の桃屋杯で使用したパルキアVstarついての解説記事です。
今回は64人規模の自主大会にて4人でほぼ同じデッキを使用し、
優勝、ベスト8、4-2が2人といった結果になりました。

今回の桃屋杯は4/8発売の「スペースジャグラー」と「タイムゲイザー」のコピーカードを使用してよい大会だったため、パルキアvstarのデッキを選択しました。



■当日のマッチアップ

・優勝:オギノ

1.ミュウ 先 ○
2.雷バレット 先 ○
3.ミルタンクファイヤー 先 ×
4.ミュウ 後 ○
5.アルセウスビーダル 先 ○
6.パルキア 先 ○

トナメ
1.裏工作アルセウス 先 ○
2.パルキア 後 ○
3.パルキア 先 ○

・ベスト8:くりお(デッキ作成者)

1.WTB 後 〇
2.パルキア 後 ✕
3.ドガスダイケンキ 後 〇
4.ミュウ 先 〇
5.ミルタンクインテレオンファイヤー 先 〇
6.パルキア 後 〇

トナメ
1.ミュウ 後 ✕

・あずぴ 4-2

1.ミュウ 先 ◯
2.パルキア 先 ◯
3.裏工作アルセウス 不明 ×
4.WTB 先 ◯
5.パルキア 後 ×
6.雷バレット 先 ◯

・yamato 4-2

1 ミュウ 後 ○
2 パルキア 先 ○
3 パルキア 後 ○
4 パルキア 先 ○
5 パルキア 後 ×
6 アルセインテ 後 ×


■デッキ解説


1.デッキリスト

オギノ使用リスト

画像1



くりお使用リスト

画像2


初期原案リスト

画像3


2.各カード解説

ポケモン

・パルキア4-3
パルキアは初手に絶対起きたいので最大枚数
VSTARは釣竿もあるので3で妥協

・インテライン 4-3-1-1
メッソンはスタートしても問題なく、なるべくベンチに2体は待機させたいのでサイド落ち考慮し4枚採用。

ジメレオン3の理由としては4は過剰に感じたのと枠の都合上です。

裏工作とクイックシューター1-1の理由としては裏工作はクロススイッチャー等のパーツを揃えやすくし、尚且つ技のアクアバレットも使用するので入れない理由は特にないかと思います。

クイックシューターに関してはパルキアがベルト込で210しか出ず、220に届かないシーンで使用したりベルト無しでMAX打点の260にクイックシューターで20載せる事で280に届かせるため、ベルト込MAX打点290に20を足して310の打点を出す等の理由の為採用。
好みによるし、やまびこホーンを採用していないため最後まで入れるかどうか悩んだカードでしたが大会当日はかなり活躍しました。

・マナフィ
ミラーのげっこうしゅりけんケアのため

・かがやくゲッコウガ
環境に、裏工作を軸としたデッキが数多く存在している為先2などで相手の盤面が完成していないタイミングでメッソンやジメレオンを狩ることでサイドを複数獲得しつつ相手の動きも制限できるのでかなり強力なカードだと思います。
特性によるドローもパルキアのVSTARパワーと相性も良く、単純に90ばら撒きが強いです。

・イベルタル
主にミュウVMAX用
先攻なら使用せず押し切る事も多いのが、後攻になった際、こちらはミュウVMAXを1発できぜつさせることは難しいためサイドレースのスピードでやや厳しくなってしまいます。
その際にイベルタルを使用しエネルギーを破壊することでテンポを遅らせる事ができる可能性もあり、尚且つイベルタルを無視することが出来ないためサイド1のポケモンを押し付けることもできます。
もちろんお守りを着けてパルキアを耐えさせる等でサイドレースを埋める事は出来ますが前回の愛知CLの結果を踏まえてミュウVMAXの数も一定数いる中で後攻になった時に安定して勝利できるカードが欲しいと思い採用しました。
また、雪道+ツツジでも対策可能かと思いますが2枠食われる上に雪道をミュウ以外の対面で貼りたい事が少ないのと雪道とツツジを後半までキープできるかも不安であり雪道+ツツジをするなら友達手帳も欲しいため今回は枠の都合上イベルタルのみにしました。
キバナで起動させますがキバナはイベルタルを使わなくても普通に使うので枠的には問題ないです。

・クロバット
初期案ではネオラントでしたがサポートのサーチより先攻山札を掘り、エネルギーを探したり、カイを使用しポケモン+ボールでクロバットをサーチしドローに繋げることもできるためクロバットの方が便利だと思い採用しました。
ここも好みだと思いますし今後調整を重ねていく上でネオラントに変わる場合もあるかと思います。

グッズ

・クイックやレベボ、おこうは割愛

・ハイパーボール
VSTARパワーのスターポータルを使用しかがやくゲッコウガを起動させる時にゲッコウガの特性やクイックボールのみではエネルギーがトラッシュに3枚ほど落ちるのにターン数がそこそこかかってしまう事が多かったので1枚のみですが採用
カイや裏工作でいくらでもサーチできるため使いたいタイミングでほぼ使える
クロバットでドローする際にも便利だしスターポータルの使いやすさが格段に上がったので採用しました。

・たっぷりバケツ3
エネルギーを限界まで削っているのですがエネルギーの現物よりもたっぷりバケツの方が評価が高いです。
カイや裏工作でサーチしやすい上に、手札をエネルギーの現物が圧迫するような事もなくなったのでこの配分が気に入っています。
あと、1枚のカードで山札からエネルギー2枚持ってきて山札を圧縮できているのも好きなポイントです。

・こだわりベルト
1枚のみの採用
MAX打点の260のあくうのうねりを290にしミラーよパルキアや280ラインのポケモンを気絶させたいシーンがあるため採用
クイックシューターと合わせたら最大310も出すことが可能です。

・大きなお守り
HPが310になるのでミュウからのワンパンの要求値を上げることが出来たりミラーでもシューターやベルト、スクラッパー等を要求させることができるのでベルトと1-1ずつで採用
カイや裏工作で好きなタイミングにサーチできりので状況に合わせて使います。

・回収ネット
裏工作やかがやくゲッコウガを複数回使い回す事ができるカード兼入れ替え手段
ツツジケアとして山札に有効カードを残すために裏工作のインテレオンやジメレオンを手札に戻しておくなどのプレイにも使用できます。

・ふうせん
クロススイッチャーを打ちやすくするために入れたカード
くりおは回収ネットの2枚目にしてましたがプレイスタイルによると思います。

・つりざお
ゲッコウガやマナフィをもう一度使い回したり序盤博士やボールで泣く泣く切ったインテレオンやVSTARを山札に戻す事もできるのでリソース管理が楽になります。
連撃ウーラオスを使ってる時もインテレオンを切ってしまうストレスがあったので釣竿はあると快適にプレイができます。

・キャンセルコロン
ミラーに限らずマナフィを出した相手にボスやクロススイッチャーと合わせてかがやくゲッコウガの技を打つためのカード。一応ミルタンクの特性やドガスの特性を消せる。
上振れカードですけどカイや裏工作で意外と揃える事は簡単です。
コロンを入れてまで相手のメッソン等のシステムを取る価値は高いと思ったので採用しました。

・ツールスクラッパー
相手のお守り、ベルトを剥せるのも大きい理由ですがサンダースのメモリーカプセルも剥がすことができるので採用
カイ4枚採用からサーチしやすいので使いたいタイミングで使えることも多いです。

・クロススイッチャー 4
博士やメロンを打ちつつ使えるので手札を潤沢にしながら裏を狩れるのか魅力
カイから必要パーツは揃えやすいしディアンシー等の特性も貫通可能
パルキア自身の要求エネルギーも少ないので手張りで充分技を打てるのでクロススイッチャーを集める余裕もありました。
カイをメインで回していくデッキなので博士で巻き込む事も少なかったです。


サポート

・カイ 4
カイ4枚を軸に今回は組みました。
博士メインで組むとなるとクロススイッチャーでは無くなったり等の構築は大きく変わっていくと思います。
カイの良さとしてはポケモンとグッズをサーチできるのである程度やりたい動きや展開が確実にできる所だと思います。
博士と違って山札を掘り進める事はできないので下振れた時などには物足りなく感じるかもしれません。

・博士の研究
1試合で使うのは1回くらいなので1枚の採用になりました。
サイド落ちしていてもクロバットやカイである程度展開できるのであまり困りませんでした。

・メロン
初手にパルキアに手張りできなかった際の救済カード
VSTARパワーを極力ゲッコウガに使いたいためメロンを1枚のみ採用しました。
パルキアを2面作成する際に

・キバナ
元々はメロンの2枚目にしていましたがイベルタルの採用により合わせて採用。
かがやくゲッコウガが技を打った後1エネルギー付いてる状態で無視さらて裏を取られた場合にキバナ手張りでもう一度起動できたり、裏工作インテレオンのアクアバレットを起動できたりもするので腐ることは少ないです。


・ボスの指令
クロススイッチャーも採用していますが最大で3回は呼べるようにしたいのでボスも1枚採用しました。


・トレーニングコート 2
エネルギーの枚数がギリギリなのでそのケアに採用兼雪道を割る用のカード
かがやくゲッコウガの特性も使いやすいしエネルギーをボールコストにしやすいのでプレイが快適になります。

・基本水エネルギー 6
6枚が最低限だと思っています。
サイド落ちが酷い場合エネルギーがキツくなってしまうのでもう1枚増やすのはアリかもしれないです。


3.採用しなかったカード

ネオラントV
サポートのサーチは裏工作のみで充分に感じたのとクロバットの縦引きの方が重要に感じたため見送り。

スターミーV
アルセウス系統のカウンター等で使えるカード
アルセウスがベンチを絞ってくることはあってもエネルギーを制限しない場合は多いと思ったので入れるのは検討しましたが基本的にゲッコウガでシステムを狩ってると勝てることが多く、システムを出さないと相手の動きも悪くなるのでどちらにしても使わない場面の方が多いかと思い見送りました。

ツツジ
ミラーで差をつけるために採用検討しました。
クロススイッチャーで縛りながらやゲッコウガでシステムを狩りながらなどの使い方もできるため入れたいカードでしたが入れるなら友達手帳も検討に入ります。
序盤で腐りやすいカードでもあるので今回はまず自分の動きを再現しやすくするために見送りました。

マリィ
相手の手札を流しつつドローできるカード
欲しい場面が少なく、マリィの5枚が弱い事も多かったので不採用

モミ
ミラー等で相手の技を耐えつつ回復→スターポータルでエネルギーを再度つけるという動きができますがスターポータルは極力かがやくゲッコウガに使いたいのと初手で邪魔になりやすいので見送りました。

友達手帳
博士やボール等でボスをトラッシュしたりする事もほとんどなく複数回使うサポートは採用していないため不採用
戻したいカードがあまりないです。

ヒスイのヘビーボール
かがやくゲッコウガのサイド落ちケア
ゲッコウガがサイド落ちの場合プランが変わったり苦しい場合もあるので出来れば入れたいのですが枠の都合上一旦見送りました。

やまびこホーン
最初の原案では入れていましたがなくても勝てることが多く相手にもケアされがちなため見送りましたがあればMAX打点が出せたりクイックシューター、こだわりベルトとの噛み合いも強いカードなので採用の価値はあります。

バトルvipパス
後攻でカイで持ってこれるカードですがボールをある程度の枚数積めば後攻の展開で困ることは少なく感じたのと、ネオラントを不採用にしたところからセットで抜けました。

頂への雪道
ツツジと一緒に採用したいカード
ミラーのかがやくゲッコウガの特性を止める事ができる。
自分の展開の邪魔になる事も多くタイミング良く使える自信がなかったので一旦見送りました。


■終わりに

この度は本記事を閲覧いただき誠にありがとうございます。
急ぎで書いたので内容としては濃いものではないかと思いますが新環境のデッキの参考にしていただければ幸いです。
今後各デッキへの有利不利など何か追記できることがあればしていこうと思いますのでよろしくお願いいたします。

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