腱板断裂日記⑤

麻酔から醒めた瞬間、
めちゃくちゃ爽快感が満ちあふれる、久しぶりにぐっすり眠れたからか麻酔のせいか気分爽快である。

終わったという解放感も感じ、高揚したまま執刀医から誰かに連絡するか聞かれ、姉へお願いしますと答える。

終わった時間は19:45くらい、7時間超えのオペでした(麻酔のセットアップもあるから6時間かな)後々聞いたのだが肩が深くて中々大変だったと、腱も2本だと当初聞いていたが残り2本の1本もほぼ切れかけており、結果2.5本の修復を行ったとの事だった。

術後の状態

ベッドの移乗も理屈を知っているので積極的に協力し、
少しでも手間をかけないようにする。
病室に戻り、担当看護師さんが対応してくれる。
親身に心配をしてくれるのだが少しだけ経験に基づく考えが強い方でこちらの意見をあまり聞いてくれない、
SpO2(酸素飽和度)が低く心配をしてくれるのだが、
ベッドのギャッジアップが高くて息苦しいと話すが、
「この体制がいいんです。」
いやめちゃくちゃ高い枕で寝かされているくらい苦しいんだけど、とりあえずベッドのリモコンを側に置いてもらい携帯の充電器をS字フックに用意していたのでそれをベッドにかけてもらう、SpO2がなかなか上がらないので鼻に繋いだカニューレの酸素が3リットルに増やされる、酸素吸入も口にしますか聞かれるが大丈夫ですと答え拒否する、飲み物は飲んでいいか確認するが朝まではダメだと言われる。
鼻から猛烈に送られる酸素のせいで鼻腔、口腔共にカラカラの状態、色々お世話をしていただいた後やっと1人になる。術後をどう過ごすか今回のテーマの一つ、以前受けた膝前十字再建手術での地獄の体験の経験を活かす時がやっときた。


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