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ドッグフードを食べるということ

この記事はiCARE Devチームのアドベントカレンダーの第2レーン5日目の記事です。初日に続いて2回目の登場、adventで埋まらなかった日付は全て私が担当するという風潮な気がします。

突然ですが、皆さんは「ドッグフードを食べる」という言葉を聞いたことがありますか?
ドッグフードいうてもサイエンス・ダイエットとかモグワンとかを食べるという意味ではもちろんなく、いわゆる慣用句としての「ドッグフーディング」として使われる用法のことです。
これは言ってみれば業界用語、それもソフトウェア開発の業界での専門用語でして、自分たちが開発中のソフトウェアを自分たちで利用することを指します。
元々はマイクロソフトの社内で使われていた内部用語が、パスカル・ザカリーの1994年の書籍『闘うプログラマー』により紹介されて一躍有名になり広がったものです。

ご存知だったでしょうか。現在ではソフトウェアの業界内部だけかも知れませんが広く認知されており、Wikipediaにも記述があります。

ドッグフーディング (英: dogfooding) または「自社のドッグフードを食べる」「ドッグフードする」(Eating your own dog food、Drinking your own champagneとも言う)は、コンピュータ業界において、自社製品を開発して利用する組織の習慣で、組織が実際の使用法で日々自分たちで製品を利用しながら製品テストを行うことである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ドッグフーディング

前述の書籍ではその対象がWindows NTという開発中のOSだったわけですが、OSのような基本的なものを開発中から利用すると、重要な作業中にハングしてしまったり、なかなか大変なことは想像に難くありません。それでも、自分たちで自分たちのソフトウェアを利用するということには大きな効果があるとされています。

さてここでようやくiCAREの話です。弊社株式会社iCAREでは『Carely』という健康管理システムを開発していますが、自社でもこのシステムをヘビーに使いまくっています。どのくらいヘビーかというと、通常年に1回しか義務ではないストレスチェックをiCAREでは毎月行っています。今年の夏に新機能である設問80問対応機能をリリースした際にも、一般の顧客企業様に展開する前に真っ先にそれを利用していますし、その過程で判明したことをもとにいろいろとUIの調整をしたりしています。

そして、この10月頃にCarelyの健康診断web予約機能に追加された新機能をいちはやくiCAREで利用して予約を行ったのですが、その予約した私の健康診断の日程が明日に迫っています!!私はまだ入社して9ヶ月なので現勤務先での健康診断は初めてなのですが、本当に従業員の操作で検診予約できている!とか感動しているところだったりします。

こんなふうに、自ら利用しながら健康管理システムを開発してみたいという方がいらっしゃいましたらぜひ以下のリンクからご応募ください。

明日のレーン2は元看護師のエンジニア見習いの人がその人ならではの視点でブログを書いてくれるようです。

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