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恵比寿で出張コーヒー屋を開店しています

この記事はiCARE Devチームのアドベントカレンダーの第2レーン9日目の記事です。1日、5日に続いて3回目の登場、いよいよ埋まらなかった日付は私が担当というのが現実味を帯びてきました。ちなみに昨日は本年期待のホープ寺井くんが自分で作っているサービスについて書いた『見て分かる席替えメーカー開発の歴史』です。

知っている方も多いとは思いますが私はプログラマとして働く傍らで新宿区の荒木町という飲み屋街の一角で小さなコーヒー屋をやってます。コーヒー屋といってもいろいろありますが、わりと昔ながらのスタイルで、深煎りしたコーヒーをフランネル生地で作られた布製のフィルタで抽出する、ネルドリップという方式のコーヒー屋です。また、ネルドリップのコーヒーをお客さんに楽しんでいただくことの他にお店でコーヒー豆を焙煎していますのでその自家焙煎したコーヒー豆の販売もやってます。

さて、3月にiCAREに入社した当初は、まだ夕方に仕事を終えたあとで帰ってきて夜はコーヒー屋を開店する、というようなことがなんとかギリギリできていたのですが、いつのまにか職位が上がり責任も増えて、いまは仕事が忙しすぎて平日は全くお店に手がまわりません。また、土日は通販のお客さんへお送りする豆を焙煎して準備することで手一杯になってしまって、やはり喫茶を開けるのは難しく、ちょうとiCARE入社の時期が緊急事態宣言下だったことのありまして、もうかれこれ半年ほどお店はずっとお休みしています。

そういった状況ではありましたが、緊急事態宣言が明けてしばらく経ってきて、だんだんと私自身もお店に立っていた頃のことを思い出してたまには接客したいよなあなどと思うようになってきました。それに、うちの店は通常営業時から妙にプログラマとかネット系の会社の人とか、業界誌の編集者とか、そういった人が多く出入りするちょっと客層が偏ったコーヒー屋でもあったため、お店を開けてそういう人たちと他愛ない会話をする中での気付きなんかも侮れない効果がありました。

そこで考えました。会社で猫廼舎をやってしまえばいいのではないか。そうして上に書いたような種類の人たちを会社に呼んでしまえばいいのではないか。実はiCAREは私の入社日と同じ3月から恵比寿の新オフィスに移転しており、その際に外部の方をお招きするためのイベントスペースをかなり大きめに取ってあります。その中にはバーカウンターやカフェテーブルもありました。しかし、移転直後は緊急事態宣言下であったためオフラインのイベントはできない状況でせっかくの外部交流エリアがずっと使われないままだったのです。このスペースで終業後に猫廼舎をやろう。そうして開催されたのが『第1回 猫廼舎 恵比寿支店 at iCARE』です。

好評だったため、すぐに第2回も企画して実施しました。

こういうイベント企画は私が軽く妄想が入った企画をつぶやくだけで、デザインチームの青木さんが全てを汲み取ってクリエイティヴの決定からイベントページの作成、当日の運営まで一手にやってくれます。余談ですが弊社のデザイン・マネージャはプロダクトのデザインはもちろんのこと、実際のユーザである企業さんを巻き込んだユーザ・コミュニティや、こういう外部イベントの運営まで、広くいろいろなものをデザインしています。

猫廼舎 恵比寿支店は年内の開催はもう終了してしまいましたが、来年以降も月1回か2回くらいのペースで続けて行きたいと思っています。興味のある方はぜひご参加ください。コーヒー屋イベントではありませんが、年内にもう一回、今度はiCARE CTOとしての私が全力で皆さんをお迎えする外部招待イベントを開催する予定です。ちょっと参加条件が厳しいかも知れませんが、そちらも青木さんが全力でクリエイティヴを準備していますのでそちらも合わせてお楽しみに。

以上、出張コーヒー店のご報告でした。明日はエンジニア採用人事のブルドーザーらびーさんがなにか書きます。



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