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末期がんの親父とデプレッションな俺

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#小椋さん批評して

かれんな同級生に35年ぶりに再会を果たしにいく

親父が末期のがんであることがわかってもうじき1ヶ月になる。

なにかおかしいと思いつつ、よくわからずに本人も私もスルーしてきたはっきりしない自覚症状。病気に対して鈍感な性格は父の人生にとってよかったのであろうか。

うつ症状でぼんやりした私と、栄養不足、おそらく軽度の脱水でせん妄ぎみな父はそろって処方箋をもらうことを忘れ、会計だけ済ませて帰宅してしまった。薬といっても降圧剤と眠剤であるが。翌日、再

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