見出し画像

自律分散型組織DAOを学ぶカードゲームのワークショップを実施しました

ワークショップ@DeNATechCon2024


今回は、Techcon2024、愛媛Web3.0カレッジ2023などで実施したDAOを学ぶためのオリジナルカードゲーム「ビザンチン」をご紹介します。

DeNA Techcon2024のブース展示の様子

自律分散型組織DAOについては、こちらの過去記事をご参考にしてください。

こうした概念を自律分散型組織DAOの概念を理解するためのカードゲームが「ビザンチン」です。ビザンチン将軍問題とは、レスリー・ランポート博士(Leslie Lamport)が考案した分散システム上の信頼性に関わる問題で、ビットコインなどにおいても度々登場するものです。トリックテイキングと言うルールベースを採用して、ステーキングなどの概念をカードゲームのルールとして採用しています。TechConではブースとしてカードゲームの展示を行いました。

たくさんの来場者に遊んでいただきました
勝利した人にはカードゲームをプレゼントしました

また、2023年9月におこなされた第1回「Web3.0の動向と地域コミュニティの新しい在り方」(9月30日)の中でもこのカードゲームをご紹介しています。

第1回「Web3.0の動向と地域コミュニティの新しい在り方」(9月30日)
第1回「Web3.0の動向と地域コミュニティの新しい在り方」(9月30日)

どんなゲームなのか?

ゲームのセットは、カード一式と、ステーキングのためのトークンという駒を利用します。(駒はなんでも良い)

最大で4人まで遊ぶことができます。まず、手札を7枚ずつ配り..

中央に置かれたガバナーカードと同じ色で、カードよりも大きい数字を出していくというシンプルなゲームです。(このカードの数が投票数を意味しています。より多くの票を集めた人が有利となります)

例えば、ガバナーが黄色の3の場合は、順番に手札を出していき、カードの数字が最も大きい人が勝利となります。

では、いつも票の多い人が勝つか?というとそうではなく、実は真ん中に置かれているガバナーカードにさまざまな勝利条件が書かれてて、参加者は都度ガバナーカードに書かれている勝利条件を加味しながら、投票を行っていく必要がある。。。というのがこのゲームの醍醐味となります。

最後は、手元に残ったスコアを足して、最もスコアが大きい人が勝利。

https://dena.com/jp/story/79/

遊んでみたい人は..

遊んでみたい人は、ぜひ下記のgithubに保管されているデータをカラーコピーすることで、カードを作成することができますので、ぜひ遊んでみてください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?