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「超NFT@ニコニコ超会議」に行ってきました!

ニコニコ超会議の超NFTに参加をしてきました。とても大きなブースの中で、とてもたくさんの作品が扱われていたので、すべて書ききることはできませんが、私がお勧めの数点についてレポートと共に書いてみたいと思います。

「超NFT」の巨大ブース。遠くからでもどこにあるかすぐにわかる特徴的な外観です。LINE NFTさんがスポンサーであったので緑をイメージして行ったのですが、真っ白なキャンバスのようなブースに、超NFTのロゴが映えます。ブースの正面には、QRコードが貼られており、このQRコードを読み込むことでNFTを手にすることができました。2日間開催で、各日で五枚ずつの計10種類が用意されているようでした。会場に行けない方は、番組の中でQRコードを読むことで受け取ることができるようでした。

真っ白なキャンバスのような超NFTのブース

ブースに入ると、出迎えてくれるのは話題となったアーティストの作品。NFTアーティスト、せきぐちあいみさんの「Alternate dimension 幻想絢爛」という作品です。

Alternate dimension 幻想絢爛 (せきぐちあいみ)

(OpenSea) https://opensea.io/assets/0x495f947276749ce646f68ac8c248420045cb7b5e/16492278848544592155694269768232182247127444326603911797357187341687019536385

Googleが開発したVR用ペイントソフト「Tilt Brush」を使ったアーティストの第一人者で、VR空間の中に3Dアートを描き、観客はVRデバイスを使って中から作品を体験できるのが特徴。ライブペインティングなども非常に話題となりました。

その次に目に入ってくるのは、映像イラストレーターのKEIGO INOUE氏の作品。飾られているのは、2020年にSNSにて発表したgif映像、Virtual Akihabaraという作品です。世界各地の街をキャンバスにした近未来アートが話題になりました。

"AKIBA METROPOLIS" Creator: Keigo Inoue

(OpenSea) https://opensea.io/assets/0x3b3ee1931dc30c1957379fac9aba94d1c48a5405/122738

このほかにも、さいとうなおき氏の作品など、様々な作品が展示されていました。

展示されていたのは、アート作品だけではなく、NFTの様々な利用用途の紹介もありました。昨年はファッション業界からの参入も相次ぎ、有名なブランドがデジタル空間での表現の場として、NFTの販売事例が数多くありました。超会議では、細田守のアニメ映画「竜とそばかす」の衣装デザインのために作成され、パリファッションウィークで発表されたBELLE BIJOU DRESSが紹介されていました。基板技術としてStartbahn社のStartrail NFTを用いているそうですがこの技術は、フィジカルとデジタルアイテムの両面に対してアプローチができるため、今後も様々な応用ができそうです。

BELLE BIJOU DRESS

https://opensea.io/collection/sizelesstwin

こういったデジタルとフィジカルの紐付けについてはフィジタルという表現もされますが、私の過去記事にも事例を記載しているのでご参考にしてください。

次に現れたのは、社会課題などに関する展示コーナー。NFTは社会課題の解決にも一役買っています。山古志(やまこし)は、新潟県長岡市の南東部に位置する豪雪地帯で、地域住民は、おおよそ800人、高齢化率は55%をこえ、地域は消滅の危機であると言われています。世界中に愛好家が増えている「錦鯉」発祥の地であることから、Colored Carp というNFTを軸に、グローバルなデジタル関係人口がを作り、財源を確保することが目的です。デジタル住民専用のコミュニティチャット内(Discordを使用)なども活用するなどでガバナンスの構築なども行っているそうです。

Colored Carp

さて、超会議という空間の中で、非常にユーモアのあるコンテンツも多々ありました。たとえば、NFTはブロックチェーンという技術によって作られていますが、その技術の説明は難しくなりがちです。しかしながら、ブロックと鎖で、高額なアートを守っているという展示物を通じて茶目っ気たっぷりに技術の紹介をしているオブジェは超会議らしさが現れていました。ブロックチェーンの説明もメッセージとしては、このくらいシンプルで良いのかも知れませんね。

茶目っ気のあるブロックチェーンの説明オブジェ

高額なアートをNEET(自宅警備員)が守っています。NEETとNFT、ちょっと似ていますよね。

帰りにはおまけのフィジカルシールを手渡しでいただきました。やっぱりこうやって手に取れるワクワク感は大事だなと改めて感じました。裏にはQRコードが貼ってあり、NFTを受け取ることができます。

NFTを表現したフィジカルシール

ブースの面にQRコードが貼ってあり、そのQRコードを読み込むと、NFTがもらえます。私は5種類すべてコンプリートしました!(嬉しい!)

さて、二日間にわたって行われた超会議ですが、会場に行ってNFTをみたかった!という方に朗報です!GW中には、NFTFESTAというものがバーチャル空間上で開催されているそうで、その中で、様々なNFTをみることができるようです。おうち時間の中でぜひ、NFTを観賞してみてはいかがでしょうか。



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