2023.3.27.今週の市場動向を考えてみる。目指せ後追いファンダ!

ども、OGです('ω')ノ

今週の注目点は米長期金利の行方と見ています。米10年金利は心理的節目になっていそうな3.25%を割らなかった。これは結構大きなことなのではないかと思っています。ここをグッとさげて3%を割るようなことがあれば大きく下向くのではないだろうかと不安視しています。

この所市場を騒がしている銀行破綻問題で金利を見てみると、2年、5年、10年と軒並み大きく下落、2年は振れ幅が極端すぎる展開です。ただ事実はどうであれこれでFRBも利上げを考える局面に来たというのは事実として残りました。

今後利上げを継続するのかどうかは「データ次第」。パウエル議長の発言を借りるなら、「まだ誰も分からない」。ただ去年のような425bpsの利上げを行い逆イールドを形成した利上げ構成は終わりに向かっていることは確かで事実ということです。なので債券だけを見てみると非常にわかりやすい展開がくるのではと思っています。

「インフレはピークアウトした。あとは着地をどうするか。」

ここに焦点を当てて見てみると市場の大きな動向は見えてくるのではないでしょうか。そして金利とセットで動いているドルの強弱も見やすいのではないでしょうか。そう考えています。

市場は年内に利下げを織り込んでいてFRBは今後数年間に利下げの局面が来るとしています。FOMCにおけるドットチャートでは、24年に87.5bpの利下げ、25年には100bpの利下げが示されていました。ここには市場とFRBとの乖離が見られるわけです。為替で考えるとどちらに市場が傾いているのかを常に監視していく必要があります。

現在市場の織り込みがどの程度で、そして結果(FRBの発表)がどうなのかはこれから意識されるポイントだと思いますね。ドルが大きく動く要因になるでしょう。

では!

2023.3.27週 FX 毎日の市場とその動向を追う”後追いファンダ”記事 | OGのFXサイクル理論で20年先も生き残る (ogcycle.com)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?