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「羽田空港」

 羽田空港に行った。飛行機で旅行するために、ではなく、庭園を見るためにである。羽田空港にも庭園がある。国内線第1ターミナルにある「花の楽園」だ。この庭園を手がけたのは、イギリスのチェルシーフラワーショーにおいて 3 年連続ゴールドメダルを受賞した石原和幸氏。ウェスティンホテル東京の「ウェスティンガーデン」なども手がける凄腕の庭園デザイナーだ。ちなみに石原氏はよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属という異色の経歴を持つ。

 さて、期待を膨らませて行った我々だったが、結果的にこの庭園、ゲートラウンジの中にあった。すなわち、ここは「搭乗手続きを踏まなければ見ることのできない庭園」だったのだ。
庭園好きとは言え、庭園を見るためだけに、さすがにそこまではできない我々は、しかたなく第3ターミナルにある、複合商業施設、「羽田エアポートガーデン」で食事をとり、立ち去ったのであった。

 庭園巡りは、実際に行ってみないとわからないことが多い。それは裏を返せば行ったからこそわかることがあるということだ。今回学んだ「花の楽園はゲートラウンジの中にある」ということを忘れずに、つぎ羽田空港を利用する際に、ぜひ見に行きたいと思う。さようなら。

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