オガワのシコウ。[恋愛]

 ――ヒカリさんって高嶺の花やわって思われてるんですよー。

 んなわけあるかいな(激怒)。何やねん高嶺の花ってどこに目ぇつけとんじゃ。
 じゃあなんで私の人生において告白をして成功したことが一度もあらへんねん。言うてみさらs(以下略)。
 
 初っ端から失礼致しました。
 自慢でも何でもない方言実話で始まりました今回のコトバは「恋愛」です。もうキーボードで「れんあい」と打つだけでムズムズします。
 恋愛について「わたしじてん」を引くと、とても苦々しくていらいらする思い出(として扱いたくない記憶のようなもの)並びに、とてもこっぱずかしい想い出までオマケとしてくっついてくるのでわざと避けて通ってきたのですが、折角なのでトライしてみます。ぶっちゃけこのネタを後に回す方が非常に辛かったりします、ありとあらゆる意味で。なので先出し先出し!!

「恋愛」と聞くだけであまーい何かを想像し(少女脳、と名付けます)、かなしーい過去と向き合い(センチメンタル脳)「まあ恋愛しなくても生きていけるよなあ、衣食住が基本やし」と思い(ひねくれ脳)、結果私の部屋のようにカオスになるわけです。

とっ散らかり過ぎ整理整頓下手くそ!!

 そしてそれが作品にも顕著に表れるから(特にここではないどこかで書いた小説は)「悪筆」だと言われるのだよオガワ……!! と痛感しております。
 例えば作詞の時は何でもラヴソングとして成立させる自信があるので(ラヴソングが得意ジャンル)とても良い題材だなあと私の中の引き出しからえっちらおっちら資料を出せるのですが、「恋愛小説の題材探しませうー」となると途端に引き出しが全く開かないのです。何でや。
 私の中のパワー勝負の重機たちが頑張って引っ張ってくれるのですが1mmも動かない。と思えば突然引き出しが勢い良く飛び出して中身がどばばばばーっと氾濫してしまい、何がなんだか分からなくなるのです。

 なので散らかった部屋の中で数少ない使えそうなネタを超展開から超展開へ脱皮させる作業を何度か繰り返し、少々まともな展開の恋愛要素に落ち着けたりしております、めんどっちぃダルいー(本音です)。
 なので私は恋愛小説や少女漫画がダイスキです大好物です青春です、更に書き手さんをリスペクトしまクリ子さんです。

 恋愛といえば高校生、高校生といえば恋愛、そんな図式まで出来上がっております。いっそのこと「高校」と書いて「れんあい」と読ませたい。本気でそう思っています。
 高校生が恋愛そのものと言い切る理由は、きっと私にとって素敵な恋愛を経験したのが高校時代だったからでしょう。さらりと晒す作者のバックボーン。現在カオスな部屋の中で多少作った仮面を被っている薄汚いひねくれ脳の私が、唯一少女脳を持ち合わせキラキラと輝いていた時期。片思い推進委員会からの脱却。多分この恋愛ネタだけで小説が十本書ける自信があるんだぜ! と言える恋愛。私はその恋愛を今でもずっと大切にしています。
 当時の彼とはLINEで年に二、三回連絡できれば良い方ですが、やり取りをするたびに「ああ、この人に出逢えて良かった」とセンチメンタル脳。恋愛の要素に「尊敬」も追加。リスペクトできない人は好きになれません。

 あの頃は、良かった(トオイメ)。

 閑話休題。
 恋だとか愛だとかって分けてしまうと理不尽そのものになりませんか?
 よく聞くのは「恋は一方通行、愛はキャッチボール」みたいなアレ。ある程度ふむふむと納得して、その後「ちがわい!! 恋も愛も自分の心から溢れでたもんじゃい!!」と悪態をついてしまうクセが治りません(超ひねくれ脳)。悪態をつくくせに「恋は一人でできるけれど、愛は一人でできないものですし」としょんぼりしてしまうのです。
 

 結果論として、とても好きなのです「恋愛」が。多分中二病です。トキメキ脳!! そして片思い推進連盟常任理事に就任中です。アンバサダーでもいいよ! アンバサダーが何かわかってないけど!

 何が言いたいかって? 恋愛最高だよ!!(本当かよ)