見出し画像

福井の父親が雷鳥でとんできて仁王立ちしてた事件。



元さやのあおちゃん。


今の夫ですな。


当時
ラグビーをやっており


私は人生で初めて
ラグビーというスポーツに
接したのだった。




社会人リーグに参加している
クラブに所属してて


よく
試合を観に行った。


26歳くらいやった
あおちゃんは
チームの中でも若手ですな。



そこのクラブは
結構な名門校出身の先輩が
目尻押しで


まぁまぁ強いのだが
気性も荒くw


乱闘なんかもしばしば。


見た目も
ごっつい
山賊みたいなおじさんばかりだったが
(おじさんいうても
 当時30代そこそこですわ)

そこはほら、ラガーマン。


気は優しくて力持ち。

観にくる
選手のご家族
妻、子供
彼女などに
やたら優しい ナイスガイばかり。



そして。

やたらめったら
呑む。


ラガーマン


呑みまっせ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
(昔の。今はどうかな?)




試合終わったら
必ず
王将とかw


山盛りの餃子をアテに
みなさん
それこそ
山賊の酒盛りのように
飲んでた。


うちの
あおちゃんは
お酒一滴も飲めないので


私が
「呑み担当」


可愛がってもらいました☺️





さて

そんなクラブの
忘年会がありまして


それが
偶然にも
私が住んでたマンションの
徒歩5分の居酒屋だった。



忘年会。
当然
みんな異様に呑む。
酒量が半端ない。


そこで。
珍しく
フランカー(フォワード3列ね。でかい)の
シゲちゃん。
(当然大先輩でしたが 
そういう呼び方が許されてたのね)


飲み過ぎて
へべれけになりはった。


お店は2時間制かなんかで
出なあきません。

へべれけで
寝込んでもたシゲ。

さすがに
このまま家まで・・てのは
難しい。


すると
幹事のてっちゃんが
(てっちゃんはハーフというポジション。
 比較的小柄ですばしっこい人が多い)

「恵理ちゃんちめっちゃ近くやな?
 ちょっとシゲを
 休ませてくれんかな?」



てなわけで
その
へべれけシゲちゃんを
てっちゃんと
あおちゃんで両脇から担いで

私のマンションで
いっとき
休んでもらうことになった。



なにぶん大男の介抱やから。

てっちゃんも
あおちゃんもラガーマンとはいえ
大変やったやろう。


ふうふう言いながら

もう少しで家やから。
頑張って〜〜〜。


着いた。


ガチャ


鍵開け・・・・て。
あら・・・・・???



鍵空いてる・・・・・・・。



しもた〜〜〜〜。

鍵閉めてくんの忘れたかな?


キィ〜〜〜〜。


ドアを開ける。



暗くてよく見えないが

誰かの足元。


パッ
電気をつけると




お・・・・
お父さん・・・・・・・・・



は???????

なぜ
福井の父親が
ここに????


しかも
仁王立ち????????


数えきれんハテナが
脳みそを駆け巡る。




「恵理子〜〜〜〜〜!!!
 何してるんや〜〜〜〜〜〜💢」



怒声に固まる
四人。




全く
状況が把握できんまま

父親に
説明を受ける。



いわく
「管理人さんから電話があって
 「オタクの娘さんの部屋に
 大男が
 出入りしてますが 大丈夫ですか?」」

その電話を受けた父。


とるものもとりあえず
大阪行きの特急「雷鳥」
今は
「サンダーバード」だが。


飛び乗って
娘のマンションに駆けつけた。



娘。まだ帰ってこん。


管理人に
事情話して鍵を開けてもらったという。








どこからツッコんだらええか
わからん・・・・・



まず



オイ!!!!!
管理人よ!!!!!!!!
ワシ もう24歳の
大人じゃけん!!!
親にいちいち 電話すな!!!
てか 見張るな!!!!!!





一番の怒りはそこ。


そもそも
築年数古〜〜〜いマンションで
一階に
管理人のオヤジ。
オジイちゃん住んでた。



ほとんどの部屋
ファミリーで住んでたそうで


引越しの挨拶に行った時
「ほほう。こんな若い娘さんが・・。一人で。
 何?福井から?
 心細いやろうけど、
 なんでもいうてや!」


みたいな。
その時は
親切な人やなあ…と思ったが。



そんなで
私の部屋にくるようになった
あおちゃんのことを

あのオジイ
密かにチェックして、
うちの父親に
チクったってわけ。



返す返すも言う。
15、6歳の娘が
寮生活してるんと違う。


キチンと
まぁ、普通のお勤めとは違うがw
働いて
キチンと
お家賃払ってる社会人だ。



それを〜〜〜〜〜〜💢💢💢




しょっちゅうパーティしてたとか?
そんなやったら
わかるけど


週末に
彼が
訪ねてくるくらい

年頃の娘のことやん!!
見逃してくれよ〜

いや
見逃すもなにも!!



どなたにも
ご迷惑おかけしてない。
胸をはっていえる。




今でもこの件について
管理人の行き過ぎた親切?
お節介?には腹が立つのだ。




マに受けて
雷鳥に飛び乗ってくる
父親も父親やでぇ〜〜〜〜〜〜涙



くわえて
圧倒的
間の悪さwww


シゲちゃんを介抱するために
てっちゃんとあおちゃんが・・。

なんて
生まれて初めてのことやん!!!!



よりにもよって
このタイミングで
オヤジ来るかよ〜〜〜〜〜〜〜😂😂






娘を心配して
福井から飛んできたら


グデングデンのヨッパライ大男を含めた
男三人と帰ってきた。


娘の部屋で
すわ
毎夜毎夜
よからぬ集まりを??????


父親の血圧は
240くらいまで上がったであろう。




さて
父親のとのやりとりの間


土下座している
てっちゃんとあおちゃん。


一瞬にして
酔いが冷めたシゲちゃん。


そこからは
三人して
一生懸命


「たまたま」本当に「たまたま」
こういう状況になったことを
誠意を込めて説明してくれた。


あおちゃんとは
お付き合いしてることを
さらっと説明した。




父親の怒髪天を抜く怒りは
すこ〜〜し収まった。



「すいませんでした〜〜〜〜〜〜!!!!」


帰っていく三人のラガーマン。
ボーゼンが止まらない私。






そこから
私たちおやこ。

どう言う会話をしたか
覚えてないが


私も怒り心頭。
父親とは
2度と口も聞きたくない


と思ったものだ。






そこから
んもう〜〜〜〜
いろいろあって笑
あおちゃんと結婚しようってなった時


一番
説得に時間がかかったのも
父親だった。



私の人生の中でも


「よりにもよって」
「間の悪さ」ぶりが

ダントツの事件だった。

#雷鳥
#サンダーバード
#父親
#まが悪い
#タイミング

著作権フリーの
雷鳥の画像を
使わせてもらいました。


なつかしーー😂💦💦








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?