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113.キャリア学習③

ホントはもっと早くに投稿する予定だったのですが、コロナにかかってしまい現在もその影響で気管支喘息が悪化し、しばし休養しておりました。声は出しにくいですが、山は越えたと思うので活動再開です。

自身の体調管理が原因ですので大変心苦しく感じております。ご心配頂いた方々、また弊社社員には感謝しかありません🍀

6/6に「岐阜県関市立下有知中学校」のキャリア学習を行いました。


質問

今回も女子3名、男子2名でした。結局全てこの組み合わせだったのですが、男子の数が少ないのでしょうか、それとも偶然?

今回は事前に以下の質問を頂いていました。

  • この仕事のやりがいは何ですか?

  • この仕事をするためにどれほど勉強、練習する必要がありますか?

  • 仕事をしていて大変なことは何ですか?


これらへの回答ですが、まずやりがいですが

「作ったソフトウェアが様々な場所でモノづくりや、サービスへの土台となり、社会に役立っていると考えると、この活動の重要性を感じます」


仕事をするうえでの勉強や練習についてですが

「勉強や練習と思ってしまうと、継続は出来ないので、知識に対しての好奇心と楽しさをもって技術を追いかけること、これが重要です」


仕事をしていて大変なことですが

「人間関係です、コミュニケーションの大切さが何よりも大切です」


このように回答しました。この中で、最も大切な今回はコミュニケーションを中心に話しました。


コミュニケーション

コミュニケーションには形が無いので、学生さんは意識しずらいと感じます。でも、この世界は一人で完結することってまずないので、必ずどこかでそれが必要となります。

私が考えるコミュニケーションの重要な要素としては以下

  • 傾聴

  • 伝える

  • 共感

  • 感謝(リスペクト)

  • 行動


です。どれが欠けてもダメで、全てが必要です。でも、これは単純にその重要性を伝えたところで、理解には至りません。

自身の経験の中で構築されていくので人との関わり合いをより多く持つことが大切です。しかし、現代人は殆どの方がスマホをもっていて、SNSや動画、ゲーム等、人に向き合う時間よりもスマホを触っている時間のが多い方もおられると思います。

もちろん、それらにも利点はありますが、大きな弊害として「対面でのコミュニケーションが不足」という問題が発生します。

特に学生時代はその土台を作る重要な時期なので、今回来られた学生さんには極力、対面で何かをする経験を自ら進んで行うようお伝えしました。


グループ活動

コミュニケーションの経験を積む上で、最も効果の高いのはグループでの活動です。

人は何をするにしても、得手不得手があります。ですので、同じことをするにしても必ず全員が出来るかと言われると、そうではありません。

しかし、最終的には同じゴールに向かって進むことになりますので、どのようにバランスをとるのか、この時に「コミュニケーション」の質が問われます。

グループ活動を通して、たとえ自身がそのグループのTOPではなくとも、他者を思いやる気持ちや、感謝の気持ちを自然と育てることが出来ます。

もちろん、グループのTOPとなった場合「コミュニケーション」だけにあらず、「マネジメント」も必要となりますので、より自身の成長につながる経験となります。

そのようなことから

「機会があれば率先してグループのTOPを引き受けてみてください」


と、伝えました。やはり重要なことはコミュニケーションが必要となる場所に身を置く事、これを出来る限り意識して行わないと、今の社会環境ではその経験が不足しがちになるということです。

社会人となり、途端にその重要性が増したとしてもそれに対応出来るだけの経験がなければ、辛い思いをすることになります。そうならないためにも、学生時代の経験が重要と言えます。


まとめ

今回で3回にわたるキャリアが学習が終了しました。また、秋頃にも行うようですので、学生さんとお話出来るのを楽しみに待ちたいと思います。

今回のキャリア学習を通して感じたことを紹介頂いた方にお伝えしました。特に、質問を事前に考えてもらえると、より充実した学びの時間になる点です。

すると、その担当者様から返事がありました。

「企業によってはプログラムが組まれているので、質疑応答の時間がない。質問への回答をするのに時間がかかる。このような問題もあります」


これを聞いて少し残念な気持ちになりました。プログラムを組むってことは、組まれた枠内での活動にとどまるため、学生さんは何も考えなくても進行します。

質問に対しての回答に時間がかかるというのも、逆に質問に答えられない人しかいないの?と感じました。

これら2つは、企業側が敷いたレールに沿って行うことを意図しているように感じ、それでは学びにはつながりにくい印象を受けました。

学びへつなげるには、自身で感じた疑問、それに対しての回答により府に落ちた時だと思うので、必ず双方向のコミュニケーションが必須となります。また、それは事前に決められるものでもありませんので、アドリブ要素が強いです。

スマートに進行させる必要はないと思います。大切なのは互いに考え意思疎通すること、これこそが心の通った正しいコミュニケーションの姿だと感じます。

私自身もまだまだコミュニケーションについては、学ぶべきことが多いので今後も質を高められるよう、努めたいと思います。

改めて、今回対応させていただいた

岐阜県安八町立登龍中学校

愛知県豊明市立栄中学校

岐阜県関市立下有知中学校


の生徒さんには、お話にお付き合い頂き大変感謝です。皆さんに名刺をお渡ししましたので、困ったことがあれば何なりとご質問ください。そして、いつの日かこの生徒さんたちがまた若い方へ経験を紡いでくれることを、心より願っております。

再び自身のすべきことに向き合っていきたいと思います。

学びの機会、ありがとうございます🌈

お気持ち感謝に尽きません🙇‍♂️