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渡米


本日渡米します。退職するにも関わらず、多くの人が見送りに来てくださいました。
改めて、たくさんの人に支えられて今の自分があることを認識しました。本当にありがとうございます。

ここに至るまで、会社の退職、そして結婚と大きな決断がありました。自分の決断に後悔しないよう、実りある日々を送ろうと思います。

せっかくの節目なので、サンフランシスコ行きの機内で、これまでの仕事の総括と
アメリカ生活の抱負を記したいと思います。


記者という仕事は、公私の境がない過酷なもので、24時間365日携帯の着信を気にしながら生きる日々でした。気づけば、プライベートで出かけても、常にニュースのネタ探しをする習慣がついていました。とてもきつかったですが、一方でやりがいも大きく、深みのある仕事でした。
また、社会人の基礎が身につく仕事でもありました。ネタ元との人間関係や信頼関係づくり、新しい情報に常にアンテナを張り続ける感度、突発的な事態に臨機応変に応じる対応力、法律や文献などを読み込むリサーチ力、相手に分かりやすく伝える原稿とスピーチなど、どんな仕事でも役立つスキルが満載です。
災害取材をはじめ、この7年間で、記者にしか経験できない貴重な機会をたくさんいただきました。
そして何より、上司、同僚、後輩と素晴らしい仲間に恵まれました。多くの方が「人生一回だから」と温かく背中を押していただき、退職を決断することができました。

大先輩から、「『大変な時こそ、本当に幸福な時だった』ということが、何年か後に思い出し、実感する」とお言葉を頂きましたが、まさにその通りでした。
本当に20代に素晴らしい時間を過ごせたと思います。ありがとうございました。

さて、飛行機がつけばアメリカ生活がスタートします。ここで、いくつか目標を立てておきます。

①夫婦とも、健康で無事に日本に帰国する
まずは健康と安全第一、1年間、初めてのアメリカ生活を満喫し、無事、日本に帰国したいと思います。

②コツコツ研究の成果をまとめて、本を出版する
noteで文章、YouTubeで動画を発信して、自分の研究の軌跡を作り、一年後に振り返れるようにします。社会に役立つ内容やクオリティであれば、それらをまとめて本にできればと考えています。

③さまざまな経験から日本を客観する視点をもつ
これまで、日本で育ってきた私にとって文化や価値観の違いを直で経験することになります。差別も含め、そうした経験を通じて、自分の生まれ育った日本を客観的に見られるようになりたいと思います。

④友達をたくさん作る
現地の日本人はもちろんですが、地元の様々なコミュニティに参加して、たくさん交流し、友達になりたいです。一年後、「日本に帰りたくない」と心から思えるような時間を過ごしたいと思います。

⑤英語コンプレックスからの脱却
これは問題ないと思いますが、英語が障壁で、自分のチャンスが狭まることがないよう、間違えても馬鹿にされてもいいので、積極的に発言しようと思います。日本でできる準備はしてきたので、あとは実践あるのみです。

以上、欲張りで5つも目標を立てましたが、
①は必ず達成、そのほか4つは、100%に近づけるように頑張りたいと思います。

明日からは、いよいよ米国生活や研究内容について発信します。

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