【No.16】水の声 水泳部員をぶっち抜く帰宅部員の奇跡の物語
校内水泳大会 (決勝編)
俺は最後の7コース目だった。
この7人が選ばれたときの順位は秒数が早かった順位7人。
だからといって俺が7番目というわけではない。
くじ引きのような感じで7コース目で俺は泳ぐ事になった。
ある意味では最悪の場所である。
一番端なので、声援がうるさくて水の声が聞こえずらい場所だった。
しかも、隣の6コースは大嫌いな小松…。
全くもってついていない…。
不安になりながらも俺達7人はスタート台に立った。
最後の競技という事もあり、プールは大盛り上がりで