ベーシックインカムを日本の経済支援策にするために
▼英米の経済支援策
#イケハヤ大学 でこのような話題が扱われました。
イギリスのジョンソン首相は18日、国が無条件で現金を配り最低所得を保障する「ベーシックインカム」の一時的な実施を検討する考えを示しました。
同日の英議会の議論で新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済対策としての実施の可能性を問われ「検討すべきアイデアの一つだ」と応えたとのことです。
ただしこれは「一時的な実施」が前提のため、実現した場合にはトランプ米大統領などが検討する現金給付に近い形式になるようです。
アメリカの現金給付はもう4月にははじまりそうです。トランプ大統領の即断即決力の賜物でしょうか
お金はみんな欲しいです。
育ち盛りの子供のいる家庭は特に苦しいです。
#子供の貧困 問題に直結します。
▼ベーシックインカムは日本でできるのか
このようなことを日本が真似できるのかというと真剣に考えねばなりません。
財源はどうするのかということです。
もし将来の利益からお借りすることができるのであれば、一生懸命頑張って返しますのでぜひ貸してほしいところです。
しかし日本の将来は明るくありません。
日本だと赤字国債を増やして将来に支払うということにすると、少子高齢化によりこれからの子供たちにその支払いをまわすことになります。
また消費増税はいまある1000兆円超えのある借金の財政再建でやっていることから赤字国債でベーシックインカムをすることを選択すると今後、消費税ゼロパーセントにすることは難しくむしろ増税論へシフトしやすくなります。
子供たちが成長してあの時助かったから支払ってもらおうかとなった頃には年寄りの数がいまよりも激増してしまうことはもう分かり切ったことなのです。安易に国債つかって米英のマネをしたら大変なことになってしまうわけです。
子供たちの負担を軽くするために将来設計をしてから実行することが大切です。
鴨頭嘉人さんは2019年10月に行われた #働き方革命 というイベントのなかで80才まで長く共に働ける社会になれば老後に2000万円必要ないのではないかという提言をされてました。
それなら80歳までとはいわず80歳以上も働ける社会にしてしまうことが賢明です。
▼70歳定年制は2021年施行の流れ
まず我が国は70歳まで働ける国となる流れになっています。これにより70歳までは活躍できるというわけです。
実際のところ働くことに年齢制限はありませんが公務員など仕事数が決まっているところに上限を決めておかねば若い世代が入りこむ余地がなくなってしまいます。
70歳定年制は妥当だと思います。
▼70歳まで年金を強制徴収
ベーシックインカム制度がもし導入されるのであれば70歳まではベーシックインカムから天引きされてしまうシステムにしてしまうと良いと思います。
未納や取り損ないのリスクがないばかりか回収にかかるコストもゼロにおさえられます。
また強制的に取られていると見せつけられることにより長生きせねば損すると見えることから長寿を目指し気遣うようになり未病の促進や健康増進に関する経済にも貢献していくことが予想されます。
▼シンギュラリティで寿命がなくなる?
医療技術の発達で心臓が不要になり #2045年に寿命がなくなる と #レイ・カーツワイル は著者「シンギュラリティ」で述べています。
もしそのようになれば永遠に生きていたいと思う高齢者がでてきてもおかしくありません。ただでさえ #技術革新 により今後どんどん寿命は延び続けていくことは予測できます。
80歳でお年寄りと呼べなくなる時がくるかもしれません。
▼長生き税を導入は避けれない
今の生産者世代の長寿化は避けれないとみて長生きしたいと願う80歳以上の高齢者からは長生き税を導入し税負担を課して長生きすることを早めに権利化していかねば現実的ではありません。
80歳以上のお年寄り全員をその時代の生産者世代が面倒見ていくのは妥当とはいえなくなることは目に見えていると考えます。
その際、支給されるベーシックインカムから強制徴収される仕組みにしておけば今よりも負担増どころか負担軽減につながるのではないかとおもわれます。
▼安楽死尊厳死選択制度化
長生きできる世の中に変わることも魅力的なことですが、一方で死にたくても死ねない世の中となってしまうことになります。
もし長生きする年数に応じて課税額が増えていく制度にしていれば家族に迷惑がかかることになることから、この世からの幕引き考えるきっかけにもなりえます。
もし何らかの疾患で介護を必要とする不自由な体となったときや人生を全うしたと感じれた時には、この世から幕引きができる制度が用意されていると親切に感じます。
制度化されれば介護や社会保障、医療に従事している人の負担が軽減されます。
現場の声を聞き検討に入られることを強く望みます。
最後までご覧いただきありがとうございます。皆様からいただいたサポートは今後のエコ活動に役立てさせていただきます。