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マーケティングサイエンス&雑感

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拙書「Excelでできるデータドリブン・マーケティング」(デジタルとマス、マーケティング施策効果を定量化し、予算配分の試算まで行うマーケティングミックスモデリングをExcelで演…
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META社の「Robyn」でマーケティング効果予測モデルを実装する。

このnoteは複数の企業でマーケティング・アナリストとして活動している筆者のノウハウを共有するものであり、時系列データを統計的に解析することで、 TVCMやインターネット広告などの施策がそれぞれ、売上にどれだけ寄与したか?効果を定量化し予測するMMM(マーケティング・ミックス・モデリング)を実装するためのYouTube講義などを紹介する。 MMMをExcelで行う方法は2018年に出版した書籍「Excelでできるデータドリブン・マーケティング」で解説していたが、当時はマーケ

データ分析で最も重要なのは「物事が動く」こと

【更新情報2024年5月26日】「その決定に根拠はありますか?」 確率思考でビジネスの成果を確実化するエビデンス・ベースド・マーケティング 戦略を導く為の「エビデンスの作り方」をテーマに、これまで体系化してきたノウハウを紹介したマーケティング・インテリジェンスの書籍を出版致しました。5問の調査でTVCM(施策)→コンビニで商品を見た(要因)→売上がいくら増えたか?→年間16.67億円(効果)の様に経路ごとに構造的に効果を把握する国際特許(PCT)を出願した分析法な

noteのPVが増えるとマーケティングミックスモデリングの本の売上数が増える説

「効果検証デザイナー」の小川と申します。いくつかの広告会社、電通グループ、ネットイヤーグループを経て、今はカーツメディアワークスというPR会社のデジタルマーケティング事業を担当するコンサルタントです。 マーケティング業界ではインターネット広告のクリックの後、コンバージョンが発生したといったWEBマーケティングの数値検証はギチギチに行われている割に、TVCMや大規模なシステム開発を伴うサイトやアプリなど、数憶、数十憶円といった大きな投資の施策の因果効果を証明する為の「効果検証

エージェンシー担当自らがタレントまたはアンバサダーになり、PRを支援するカタチ。

コンサルタントやプランナー、アカウントマネージャーなど、これまで横文字職種の仕事をメインにやってきました。広告マーケティング業界ではない方から見ると、ちょっと格好つけな職業に見えるかもしれませんが、実際は地味な裏方労働がほとんどです。クライアントの課題を聞き、情報収集や分析を行い資料をまとめ提案し、制作業務では手配確認を繰り返します。 そんな仕事なんですが、10年ほど前、自ら裏方に加え、タレントになったことがあります。過去所属していたエージェンシーで体を張ってバンジージャン