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性格に特に影響を及ぼす3つの星座(太陽・月・ASC)と相性の基本説明

※注:これは2001年のwebサイト公開当時の記事に若干手直しを加えたものです。


◆特に性格に影響を及ぼす3つの星座とは


突然ですが、「水・金・地・火・木・土・天・海・冥」って皆さんご存知ですよね? 普通一般的に知られている12星座占いは、もっぱら生まれた時の太陽の場所一つに焦点を絞った、ピンポイント式なんですね。

しかしながら、本来の占星術においては、太陽系の主だった天体すべての星座を割り出して占います。皆さんが毎日天気図で目にする日本列島だって、本州だけでなく、北海道や四国や九州その他で構成されてるように。

“太陽系”も同じように、本来は中心から端っこまで構成する全部の天体を把握し、それぞれの配置(星座)を割り出して、個々の星が示す象意を読み取り占うものなんです。

ただ、全部を引っぱり出してたら、専門家じゃない一般人にはわかりずらいだろうということで、ものすご~く簡略化されてしまってるだけなんです。(^^;

なかでも星座の方で特に性格に影響を及ぼすのは、太陽と月とASC(アセンダント・上昇星座)の3つです。

(注:ASCは出生時間で割り出されるので、同じ日に生まれた人でも時間が違えば、ASCは違ってきます)

これらの関係は“”に例えるとわかりやすいと思います。

黄身=太陽、白身=月、=ASC

太陽はその人の本質、核となる部分を。(本来の主体的な性質)

は反射・反応といった受身の部分を。(人と接した時に表れやすい)

ASCは1番外面=肉体的特徴や実際の行動・クセなどを表します。

◆自分と他者とで順序が真逆に!

本人からは太陽→月→ASCの順序で意識され、周りの人からは逆の順序で認識されるので、3つの星座の組み合わせがちぐはぐだとその分、自己のイメージする自分像と他人の見る当人像とにズレが生じる場合が多いようです。

(ちなみに管理人の場合は、太陽=魚座、月=双子座、ASC=山羊座です。
黙っていると山羊座のせいで真面目人物に見えるようだけど、いざ人と接すると双子座の性分か、延々喋り続けてしまいます。本来は空想好きで内気な方なのに…(;^_^A)

とにかく、星座の方は最低限、この3つの星座を押さえておくと自己分析しやすいです♪


ちなみに、こちらの占星術学習本『ホロスコープを読む7つのメソッド』の著者フランク・クリフォード氏は、3つの星座のことをビッグスリー
呼んで解説されています。


本格的な占星術(出生チャート/ホロスコープ)においては、その他にも太陽系全ての惑星ごとに星座の配置が示されますが、太陽から遠い惑星ほど個人への関わりは薄いようです。

ただ年齢が近いとそういった遠くの惑星(天王星・海王星・冥王星)の配列が同じになるので、グローバルな‥社会全体に対する考え方とか、世代ごとの感性が割と似通ったものになるようです。

※最も身近な天体である太陽と月が、生活を共にする相手(伴侶)を表します。女性の場合、太陽が夫で、男性の場合、月が妻を表します。

◆各惑星の表す意味を簡単に説明。

水星知性の方向性を(どんな事柄に関心を抱くか)

金星楽しみごと=衣食住などへのこだわりや美的センス
(一方で女性の場合は恋愛傾向、どんな恋をするか)

火星行動様式情熱の在り処。(女性の場合は理想の恋人像)

木星人生の指標、一生を通して掲げる目標など。

土星制限される事柄、克服すべきテーマ。

(男性の場合は金星と火星の意味が入れ替わる。
 恋愛傾向が火星、理想の恋人像を示すのが金星)

ここまで読まれるとなんとなくご理解いただけると思いますが、占星術というのは玉ねぎの皮のごとく、幾重にも及ぶ要素を積み重ねて総合的に解明してゆく世界といえましょう。

「星座」と「惑星」と「ハウス」「アスペクト(座相)」と実に多くの要素があって、素人の立場であまり事細かに考えすぎると、かえって混乱してしまいかねません。(^^; 

そうならない為に、こと性格に関しては、最初は上記の3つの星座と血液型とを考慮するくらいでよいのではないかと思っています。

あと星座で重要に思うのは、相性ですね。
一般によく耳にする“虫が好かない”とか“ウマが合う”といった漠然とした好悪の感情は、血液型よりも星座によるところが大きいように思うのです。
やはり血液型の方は4つしかない為、こと個人的なレベルの話となるほどに、曖昧にならざるをえない感じがしますね。

しいてあげるなら、血液型だとおもりする側の許容量と忍耐力にかかっている感じ。(なので、できればこちらが長男・長女タイプ=兄・姉属性が望ましいかも‥)

特に若いうちは、自分と違う血液型の相手に惹かれやすいそうなので、おもり関係を目安にしてほしいです。

◆血液型のおもり関係とは?

おもり関係とは、母親が赤ちゃんを子守りする的なニュアンスで、おもりする側が相手の面倒を見てあげるという意味です。

自分が面倒見たい人は、下図の中のだいたい向かって右側の弟・妹属性のお相手がお勧め。一方、自分が甘えたい人は、だいたい向かって左側の兄・姉属性の相手がお勧めとなりますので、一応参考までに目安にしてください。(もちろん、個人差はあります)

左側太字の方が、許容と忍耐をより必要とされる側=兄・姉属性です)

A型とO型、   A型とB型、   B型とAB型 
O型とB型、   O型とAB型、  AB型とA型


◆相性に欠かせない2つの陰陽と4元素・エレメントの確認!

基本的にプラス星座(火・風)はプラス同士、マイナス星座(土・水)はマイナス同士で相性がいいとされます。
エレメント(火・風・土・水)は、気質・フィーリングを表すので、似通った者同士だと意思の疎通もスムーズで自然と落ち着く感じ。
逆にプラスとマイナスでは、スリリングで刺激的な相手となりやすいです。
不可解でミステリアスゆえに、刺激やときめく要素も多い反面、すれ違いや摩擦も生じやすいため、気を付けていないと互いに消耗するでしょう。

普通一般には(雑誌などでは)太陽星座だけの占いしか扱われていないので、恋人との相性とかもっと詳しく知りたい時には、上記の3星座とさらに
金星火星も考慮するといいです。

特に女性の場合、太陽の星座がそのまま求める男性像も表すのに対し、男性の場合は月の星座が求める女性像を表すので、両者(太陽・月)の組み合わせがプラス星座同士かマイナス星座同士であれば問題ないが、プラスとマイナスの組み合わせだと、実際一緒にいて安らぐ相手(比較的相性のいい相手)と刺激的な相手(ときめいたり、魅力を感じる相手)とのギャップに悩むことになるかも。

太陽が魚座()で、が牡羊座()の男性の場合。

比較的相性の良い相手(気質・フィーリングが良好な相手)は、(蟹・魚・蠍)または、(牡牛・乙女・山羊)のタイプ。
しかし、実際、求める女性像(口説きたくなる相手)は、エレメンツが主に、(牡羊・獅子・射手)または、(双子・天秤・水瓶)のタイプ。
(この場合、水と炎といったまるっきり相反する組み合わせなので、気質的にも繊細さと大胆さといった二面性が表れやすい)

◆“エレメント”でわかる各星座の恋愛傾向。

火の星座=情熱的で燃え上がるのも早いが、冷めるのも早い。
風の星座=自由主義で束縛を嫌い、やや距離をおいた付き合いを好む。
土の星座=経済観念が強く堅実派。恋愛観もかなり現実的で慎重。
水の星座=ロマンチストで情緒的。傷つきやすいので遊びは禁物。

近年では誕生日のデータを入力するだけでホロスコープが表示される占星術用のソフトをWEB上で公開しているサイトも増えてきているので、興味のある人は検索して探してみてください。

中でも、太陽・月・金星・火星は、時間不明でもわかるので、お互いの持つ、プラス、マイナスの星座の割合で、どの程度フィーリングが近いかの目安になるでしょう。

とにかく、血液型と合わせて、星座の方も考えると、5つぐらいの要素を考慮することになるので、太陽の星座だけでは相性イマイチ‥とかのケースでも、少しの例外を除けば大抵は努力の余地があることが理解していただけると思います。

ちなみに管理人の場合は、3:1の割合で、マイナス寄りなため、比較的マイナス星座の多い人ほど、第一印象や実際に話しをしてみての好感度は高いかなという自覚があります。(^^;

ところで、人間関係の良し悪しは、100パーセント相性で左右されるものではありません。ある種の共感度・協調性の目安となる程度です。
また、良い相性=必ずしも良い人間関係を保証するものではありませんので、その点は勘違いのないようにお願いします。

そもそも性格からして、持って生まれた個性ばかりでなく、年を重ねるほどその人個有の経験や人間関係なども合わさって、独自の深みが増してゆくことになるからです。

結局は、相手に対する接し方や誠実さ‥自分本位に偏ることなく、どのくらい相手のことを真剣に思いやれるかにかかっていると思います。

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