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『無敗営業』は営業力UPのみならず人間力UPする本だった

いつもだれかに自分をこう見てほしいってアピールしながら生きるのは自然なことですよね。
好きな人に好かれたい。
ありのままの自分を見てほしい。
会社や市場から高く評価してもらいたい。
日中の瞬間瞬間にいつも「自分」という商品を売っている営業があなたです、私です。

これから紹介する本は『だれもが』読んでためになる営業の本です。

(Amazonでは現在ビジネス書で75位。2020.02.19現在)

この本に出会う経緯からまずは。
著者である高橋浩一さんには前職で外部メンターとして一定期間(3ヶ月くらい?)、週に一度ほど面談をして頂いて、営業のみならず事業や人のマネジメント・育成の部分ですごく丁寧にアドバイスや具体例を頂いた経験があります。

本人の人柄は
(「無敗営業」序章にもあとがきに触れていたが)対面で合うと、どこかシャイな感じを残しつつ、まったくもって”圧”を感じることはない人。

寄り添って同じ視点で一旦は物事を理解しようという姿勢を感じさせ
そこから見えた課題に対しての策=言葉には力があります。
”できる人”感は無駄に出さない。むしろ全然出さない要は信じられる、信じたいと思える人。

この度、「無敗営業」という
どっぷりざっぷり”営業”について書かれている本を出されるとのことで、手に取り拝読しました。

この本を読むにはもう一つの背景理由があります。少し私の話をすると、私の会社はビジョナリー企業でどちらかといえばプロダクト先行の会社である、その中で営業チームというのはマネジメント含め育成がかなり難しいものです。プロダクトはビジョンと連動感が見えやすく、わかりやすいのですが営業はマネタイズを求められ、ビジョンとは組織の中で一番遠くにいます。
また、その上、営業としては企画営業といわれる要素が多分にありルート営業をベースとしたノウハウはあまり意味をなしません。
世で言う営業の本は大抵ルート営業を相手にした話が多い気がしますし。
これらの背景があり、この本はまさしく高橋さんが私宛につくった本だと勝手に思いポチるに至りました。

得たものとしては、
ノウハウやテクニカルなものよりも、冒頭のとおり、より大きな視点で”営業”というものを捉えるようになれたことが一番大きかった気がします。
あらためて営業力の大事さ、営業職に対しての誇りの持ち方を学びました。

この本の大きなまとめとして
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「無敗営業」はという本は営業力をあげてくれる本だ。
営業力はというものは人間力を構成するために必要な本質的なスキルであり、つまりは人間として他者を理解する上で必要な基本スタンスと技術のことである。それらをこの本では体系的に整理し、営業職においてはテクニカルにそれを仕事で活用できる術までをまとめている。
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人間は自らをだれかに示し、存在価値を得ながらアイデンティティを確立している。ときにギャップに苦しみ、アイデンティティ・クライシスが起こることも。
そういったこともこの本を読めば解決できる可能性はあります。

ぜひ、この発信勝者の時代に「自分」の売り方を見直す機会に。一読をおすすめします。

最後まで読んでくれてありがとうございます。


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