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クリエイターのための自主事業のつくり方"クリエイティブキャピタル”非デザイナーも参加歓迎”


建築家のための"自主事業のはじめかた"スクールをはじめます!


クリエイターが自分自身の持つクリエイティブな能力を自分自身のために使って資産(キャピタル)を築く方法を学ぶオンラインを併用したスタディツアーです。


はじめに

はじめまして小笠原太一と申します。
1979年生まれ就職氷河期世代の今年44歳です。生まれは大阪で2011年に上海に渡り2016年に福岡に移住しました。

九州は今年で6年目となります。大学卒業以来、建築設計を生業にし29歳の時に一級建築士を取得しました。

2018年に長崎の斜面地空き家を購入して、現在は宿泊施設を中心にコワーキングスペース、レンタルスペース、私設図書館などを運営しており、夏にはイベントスペースや無人コンビニ、コインランドリーなどの開業も控えています。また長崎での取り組みは地方メディアを中心に取り上げてもらっています。


この合宿型ツアーに参加して欲しい人

  • 地方の空き家を活用したいと思っている人

  • 経営の多角化を考えている設計事務所の経営者

  • 自主事業をはじめてみたいデザイナー

  • 建築学科を卒業して自分で設計もしてみたいと考えている現場監督

  • デザイン性の高い不動産投資をしたいと考えている人

  • クライアントワークから解放されたいクリエイターの方

※まちづくりに興味がある、自分で自主事業をするつもりはないが何かしら仕事に活かしたい、持続可能な開発をみたい、自分の活動の参考にしたい!という方は日帰りでレクチャー&施設見学ができるツアーも用意しています
アクションサーベイツアーの申し込みはコチラ
↓↓
https://www.sakayado.com/studytour


クリエイティブキャピタルに参加して身につけて帰ってほしいこと

①クライアントに左右されずに安定して稼ぐ力
→まず第一に今以上に稼いで自分のやりたいことに集中できる環境を手に入れてほしい。この合宿に参加してもらって経済的自由を手に入れて欲しい。

②失敗のロジックを学ぶ
→成功の方法は世の中に溢れています。成功した要因は様々です。しかし、成功した要因は”その人だから” ”その時代だから”といったケースがほとんどで実際にはあまり役に立たなかったりします
まず失敗しないを目標にどのような戦略、考えを持って事業に取り組むのが最適なのかをお伝えします。

③クライアントワークにも良い影響が出るという未来
→経済的に余裕ができると気乗りのしないクライアントからの依頼を断ることができます。また自分自身がクライアントになった場合の視点を持つことができますのでよりクライアント側に立った提案が自然とできるようになります。
さらに今回の合宿では私が実際の業務でクライアントに提案している資料の作り方のノウハウを教えます。企画立案の業務で一件あたり50万円ほど頂いているノウハウを教えますのですぐに実際の業務に活かせる人も多いかと思います。

④時間的自由を手に入れる
→私は38歳の時に結婚して今は4歳と5歳の娘がいます。この仕事のおかげで子供の一番可愛い時期を目一杯、一緒の時間を過ごすことができました。ほぼ全ての仕事は在宅で行うことができています。もちろん出社時間もなければ、退勤時間も自由です。

平日、近所のビーチに娘を連れて。平日はほぼ貸切です。

今は子供が小さいので控えていますが、旅をしながら仕事をすることだって全然可能です。

⑤全国から集まる同じようなことを考えてる人とのネットワーク
→ありがたいことに、この西の果てに全国から建築設計者を中心に本当に色々な人が学びに訪れてくれます。そして既に何かしらの事業を始めている人も来られています。
クリエイター業界で自主事業を本気でやってみよう!という少数派の人たちもここに来ると多数派になります!
参加する前はこの部分はあまり魅力に映らないかもしれませんが、参加後はこの仲間との付き合いが本当に財産になります。大人になってからの友人はいいですよ!



わたしの現在地

毎月、うちのポストには大量の水道料金の使用水量のお知らせが届きます。この前、家に届くハガキの枚数を数えたら10枚を超えていました。(支払い関係は全てカード払いでfreee連携してるので自動化しています)

数えてみたら10軒分でした!

10軒の物件で光熱費を支払い自主事業として経営しています。また自主事業に加えて1軒の民泊運営と1軒の空き家見守りサービスも委託で行っています。
これらの収益がほぼ自動化されて毎月振り込まれてきます。1軒1軒の収益は小さくても数が集まるとそれなりの額にはなります。

メインで開発している地域では年に1〜2軒ずつ物件を改修している


加えて、本業(もはや設計業が本業かは怪しいですが)のクライアントワークである設計料がボーナスのように数ヶ月おきに入ってきます。



どうしようもなかった20代

実は私は実力もないのに口ばっかりで自分は賢いと思ってるタイプの若者でした。加えて社会に出たのが超就職氷河期と呼ばれた2002年。気位だけが高くなんの実績も可愛げもない若者だった僕は、なんとかなるだろうという甘い希望でそのまま大学を卒業。

大学を卒業して仕送りも終わってしまい、とりあえず生活費を稼ぐ必要がありました。

学生時代にアルバイトにいっていた若手建築家のところに、バイト復帰しようと挨拶に行くと、まさかのお断り。今だったらわかりますが学生バイトにバイト代払うのと生活かかってるフリーターにバイト代払うのでは雇用側も躊躇しますよね。

東京の有名建築家に働けないかと一方的なメールをしたこともありました。もちろん何の返事もなく、時間だけが過ぎていきます。

そんな感じでしたので20代はいつもお金はありませんでした。
(電気や携帯もよく止められましたし、家賃も遅れがちでした。クレジットカードも延滞で延長できず数年間はカードを新規で作ることができませんでした。ギリギリ消費者金融には手を出しませんでしたが、犯罪に走る同年代と置かれた状況にさほど違いはないよなと感じていました)

そのあたりの話はこちら
↓↓



私が自主事業をはじめたキッカケ

その後、何とかいくつかの設計事務所に潜り込むことができ、最後に働いていた上海の設計事務所では設計者というより全体のマネージメントや営業をはじめとした経営全般を見ることになりました。

そこで決定的に設計事務所のビジネスモデルの弱点を痛感することになります。最大の弱点は労働集約型の”受注産業”で少し設計料の回収が遅れると家賃やスタッフの人件費、協力会社への支払いに汲々となることでした。

方や当時、我々が設計していたクリエイティブオフィスのクライアントはメディアにも取り上げられ大儲けしているように見えました。

そしてその成功を聞きつけた中国全土から成金クライアントたちが設計をしてくれと依頼に訪れます。

工場をオフィスにリノベーション。クライアントは香港人デベロッパー。彼らはこのシリーズで有名になりました。

運営からノウハウまで手取り足取り教えて、その施設が地方で大成功するのを見ながら僅かばかりの設計料を目の前にしてふと考えました。

  • 自分たちの能力を自分たちのために使えないのか?

  • 積み上げていくような仕事の仕組みを作れないのだろうか?

  • ってか自分たちで設計も運営もした方が儲かるしもっと良いもの作れるんじゃない??

そう考えた私は、業務として自主事業の立ち上げ責任者としてリサーチを始めました。

その後、色々あって会社の方は退職することになりましたが、自主事業に可能性を感じていた私は個人で挑戦することにしました。



自主事業で月に100万円

上海から日本に戻ってきて、移住した福岡で2部屋賃貸マンションを借りたところからスタートです。博多駅裏の事務所兼自宅の一室と近所のワンルームを民泊にして貸し出したのが自主事業の始まりでした。

独立してクライアントもいなかったのにすぐに月30万円の売上が立ったのには驚きでした。設計で月に30万円もらうことに比べたらどんなに簡単な事なんだろうと。

自宅兼事務所として借りた2LDKの一部屋を貸し出したのが全ての始まりでした

その後、少し時間はかかりましたが2年目にもう一軒、部屋を借りて月に50万円〜100万円を稼げるようなりました。

しかし、契約トラブルや法律の問題、需給バランスの崩壊などで徐々に売上が下がってきたことで、失敗しない仕組みを作ろうと、自主事業の舞台を福岡から長崎に移しました。

途中コロナ禍もあり大変厳しかったですが、結果的に失敗しない仕組みを作っていたので何とか乗り切ることができました。(同じようなことをしていた人達はコロナ禍を乗り越えられず8割くらいは撤退されました)

今では宿泊棟6軒、コワーキングスペース、レンタルスペース、私設図書館など10軒ほど運営しており、福岡時代を超え上海時代の年収も超えることができました。

運営する施設で一番人気のある長崎坂宿(さかやど)OKU 長崎坂宿 https://www.sakayado.com



スタディツアーのはじまり

こんなことをコツコツやりながらTwitterで情報を発信していると、やり方を教えて欲しい、視察したいという問い合わせが増えてきました。

大したものではないけれど、コネも金もない人間が地方で失敗せずに事業を継続するコツやノウハウ的なものがあります。

できたらこのコツやノウハウを誰かに伝えて誰かが真似を長崎で、もしくはそれぞれの地元で展開してくれたら嬉しいなと昨年試験的にスタディツアーを開催しました。

長崎の斜面地空き家を購入できるソーシャルデベロップメントツアーは今年も開催予定!


かなり反響をいただきツアーとして楽しいものになったものの、空き家を見て回るだけでは少し自主事業に対する解像度が少し荒いな、しっかりと大事なところが伝わってないなと感じていました。

もっと体系的に学べるプログラムが必要なのではないか?


クリエイティブキャピタルとは?

長崎に集合してもらい、2泊3日(実質1泊2日)でレクチャーを行います。1日目に私が運営する長崎坂宿のレクチャーと絡めて対象物件の見学、その後、実際に私が運営する各施設をご案内します。

実際の事例、各施設をご案内します

翌日からは企画書の作り方をテキストに従って解説していきます。

敷地分析、参考事例調査、活用方法、資金計画など一通りレクチャー。
2日目のプログラムは朝から夕方までみっちり座学となります。なるべく退屈しないように途中ディスカッションも含めて進めます。
2日目のカリキュラムが終わったところで全体としてのレクチャーは終了となります。(日曜日の17時終了予定ですのでその日の最終便に合わせて帰っていただいて構いません)

考え方からページの作り方まで全て教えます

3日目は自由行動となります。
対象物件は再度見れるように手配しておきますので希望者は見学ください。

3日目は自由行動ですので長崎観光してはどうでしょうか?軍艦島へのフェリーもすぐ近くです。


その後はご自身で、事業計画書を進めてください。途中オンラインによるエスキス日を設けます。

自分自身が運営することを念頭にプログラムを組み、資金調達から概算改修費用や売り上げ予測などまで考えてもらいます。

2週間後にオンラインで事業計画プレゼンとなります。


クリエイティブキャピタルについて

※次回開催は9月中旬予定です

■開催日程
現地ツアー&レクチャー:6月22日(土)〜24日(月)
オンライン最終発表会:7月6日(土)

■開催場所
長崎坂宿、町家ライブラリーぬい
(長崎市東小島町)
https://maps.app.goo.gl/bJUKUWGNNqWzapc58

メイン会場は運営する築140年の町家ライブラリーぬいです

​■受講資格
建築家、空間デザイナー、クリエイター、建築やインテリアに興味のある方

​■募集人数
最大5組(書類選考あり)

​■参加費
①148,000円(グループでお申し込みの場合は2人目から75,000円/人)
②長崎坂宿に宿泊の場合は58,000円(グループでお申し込みの場合は2人目から29,000円/人)

​宿泊予約はこちらから(クリックすると各部屋の案内にとびます)


お申し込みはコチラ
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プロジェクトデザイン・建築設計企画
小笠原企画
https://www.opd-kikaku.net

長崎の斜面地空家を順繰りに再生中
長崎坂宿
https://www.sakayado.com

建築家のための自主事業のはじめ方を発信
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https://twitter.com/TaichiOGSWR

長崎坂宿の公式インスタ
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